退職給付会計のしくみ (図解でざっくり会計シリーズ 2)

  • 中央経済グループパブリッシング (2013年3月7日発売)
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本 ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784502475702

感想・レビュー・書評

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  • 読み始めた後に、実は最新版が去年の2月に出ていたのを知ってショック・・・。

    分かりやすいです。

    この前の期末決算では、有報の退職給付の開示をチェックしたのですが、

    自分が全然理解していないことを思い知らされ、復習で読みました。



    退職給付会計の基礎率の種類や、

    退職給付債務の合理的補正や、

    簡便法の計算方法(6種類あるのを初めて知りました)など、

    理解が中途半端だった内容がざっくり理解できました。



    残念ながら誤字が複数個所あって、真面目に受け取ったら混乱するので注意が必要です。

    第2版では直っていると思います。。。



    p61 割引率の決定は「安全性の高い債権の利回り」→「債券の利回り」



    p128 退職給付費用の説明図では、期末退職給付引当金と期首退職給付引当金の差額が「退職給付引当金」になっているが、「退職給付費用」



    p136 簡便法で計算した×1年度末の退職給付引当金で、期中の掛金拠出が年金資産から控除されているが「-」、正しくは加算「+」

  • 本書を読んで、退職給付会計の概略が理解できました。

    将来にわたっての見込額を基礎率を使って割り出すことやそこから発生する数理計算上の差異などが発生することに伴う会計処理、そして原則法と簡便法の適用や年金制度に至ることまで退職給付会計に関わることが見開きで書かれていて読みやすく、ざっくりとした概要が本書にて理解できました。

    実務においての経験にプラスになる知識を本書にて理解できましたと感じました。

  • 内容が絞られており、とても丁寧で分かりやすい。シリーズ全部集めるとするとコストパフォーマンスは悪いが、入門書としてはとても優良だと思う。

  •  会計本は計算がややこしいものなのだがここまで単純に解説されるとかえって不安になるぐらい簡単に見える。不思議だ。

  • 退職給付会計に初めて触れる方には良い本だと思います。
    このくらいざっくりしたものから入る方が結果的に近道だと思います。

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