やっとわかった!「年金+給与」の賢いもらい方

太田哲二

• 中央経済社 (2023年12月25日発売)

作品紹介・あらすじ

年金だけで悠々自適で暮らせる人は少なく、高齢になっても働く人が大勢います。そこで問題となる「年金＋給与」をどうもらうかについて、事例を用いてわかりやすく解説します。

感想・レビュー・書評

[Go Extremeさんの感想 · 2024年2月20日]

繰上げ・繰下げの損得： 国民年金・厚生年金・私的年金　受給資格期間　一括受給 年金＋給与≦４８万円の壁：老齢基礎年金・老齢厚生年金・在職老齢年金 年金生活者支援給付金・失業保険等：低年金の付録　高額を選択 住民税非課税の優遇措置：介護保険　後期医療・障碍者・高等教育 年金＋給与：住民税非会税限度額　給与収入を給与所得に換算　年金生活者も働く時代・年金収入→年金所得換算　どこまで稼ぐか 年金の疑問：年金財政・財政検証　障害年金と遺族年金　住民税非会税限度額と生活保護基準額の逆転現象　年金講座

[kissarmy0814さんの感想 · 2024年2月10日]

2024.02.10
この本は1番良いところが書名、題名に反映されていない。住民税非課税についての記述が秀逸なので、年金世代に限らず役にたつ。
しかし、いくら稼げば良いかについてはあっさりとしすぎていて、題名を見て読んだ人が怒るだろうなということもよくわかる。
生活保護の仕事も経験した身からいうと、住民税非課税世帯はうまいことやれば幸せに生きられる。それは本書を読むとわかる。

著者プロフィール

１９４８年　名古屋市生まれ
１９７１年　中央大学法学部卒業
１９７３年　中央大学大学院修士課程法学研究科修了
杉並区議会議員、「お金と福祉の勉強会」代表
著書に『そうか！こうすれば借金・抵当権は消滅するのか。［改訂版］』『「世帯分離』で家計を守る［改訂版］』『介護・リハビリ・福祉の仕事しよう』『この手があった！少人数私募債活用のすすめ』（以上、中央経済社）、『韓国偉人伝』（明石書店）、『友を救う』（アートアンドブレーン）、『ゴミ恐慌１９９２年』（八重岳書房）など。
作詞・企画にＤＶＤ『認知症予防・お口の体操「みんな笑顔・みんな元気」』（南雲堂）。

「2022年 『住民税非課税制度活用術』 で使われていた紹介文から引用しています。」