金融マンのための不動産ファイナンス講座

  • 中央経済社 (2011年3月25日発売)
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本 ・本 (300ページ) / ISBN・EAN: 9784502684906

感想・レビュー・書評

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  • 2回 買ってしまった・・・
    この類いの本が少ないから?
    あまりアタマに入ってないから?

    良い本であると思う

  • もうちょっと色々あるかと思ったけど基礎の基礎でした。

  • 著者は山下章太氏。トーマツ→みずほ証券→東京スター→独立。この「金融マンのための・・」は他にも出版されていてるようです。

    感想。良書。タイトルの通り、知りたいことがよく分かった。値段もやむなし。

    備忘録。
    ・NOI(CAPEX除き)は金利は含まないようである(つまり≒営業利益)。本書によれば物件価値に借入利息は関係ないからとのこと。
    ・劣後ローンはメザニンで負債、優先株はメザニンで純資産。忘れがちなため再度整理。
    ・DCF等における将来CFの予測の際に織り込むリスクは、あんまり頑張らなくても可。その分割引率に将来リスクも織り込むのだとのこと。納得いくようないかないような。
    ・ヴィークルの種類と法制度の違い(P72)は理解したほうが良いのだろう。けど今は無理。
    ・レバレッジは経営者目線からも考えるべき。同じ新規事業でもDebt利用したほうが利回りが高くなる。
    ・責任財産限定特約→ノンリコースローンの根幹をなすもの。「借入人の債務支払いは、責任財産のみを返済原資とするよー」。
    ・不動産ファイナンスにコベナンツとして「DSCR(=NOI(CAPEX控除後)÷(返済+利払い+手数料)」
    ・パススルー。
    ・TMKのメリット。分配可能利益の90%以上を廃用にすればパススルーできる。不動産取得税が通常の1/3。不動産の現物保有可能。

    とか。

  • 金融マンのための...というタイトルから、専門的かつ難易度が高い内容かと思いきや、不動産や金融初心者にも非常に分かり易い一冊。分かり易い例示と共にストーリー展開していくため、読んでいて面白い内容。不動産や財務分野のみならず、税務・会計分野まで踏み込まれており、網羅されている範囲も充分。一般企業会計に携わる方も役に立つ一冊です。特に不動産関係者にとっては、知っておくべき内容が網羅されており、かなりおすすめです。

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