プロフェッショナル要件定義の教科書 曖昧な要件定義を成功に導く方法

  • 中央経済社 (2012年9月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784502699306

感想・レビュー・書評

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  • 要件定義の難しさとはコミュニケーションの難しさ。ベンダーと顧客側の情報の非対称性をいかに埋めるか

    ●感想
     初めて要件定義業務に関わるため読了。ためになるTipsが数多く紹介されるが、良くも悪くも教科書的に記述されている。分担執筆の本によくある感じだ。ただ、私のような要件定義初心者には勉強になることが多い。読んで分かるのは「要件定義に答えは無い」「システム構築の目的を明らかにせよ」「 細かく合意形成、すり合わせをしてくべし」ということ。体系化するのが難しく、人や案件規模によって最適解が変わるのが要件定義。それぞれのケース、メンバーにおいてよく考えその場その場で実行することが大事ということを学んだ。抽象度の高いコンセプトやフレームがもうちょっと書かれていれば、万人におすすめできるのだが..。

    ●本書を読みながら気になった記述・コト
    *紛れの無い言葉を用いる重要性。顧客とベンダー側で同じ認識を持つためのコミュニケーションを惜しまない
    *目的が不明確なまま突き進むと、システムを導入したあとで大きく出戻りが発生する可能性がある
    *ベンダーはユーザーの御用聞きにならず、ときに自分がプロジェクトを操って、機能要件なども決めていくべし
    *顧客にとってシステム構築は数年に1回のイベント。どのようにシステムを構築するべきか、イメージできていないことがほとんど。したがって、ベンダーが理想図を示しながら、プロジェクトを主導していくべし
    *「言った」「言ってない」の不毛な議論を無くすため、議事録はリッチに記述する
    *要件定義で必ず明らかにするべき要件
    1. 使い手は誰か
    ・利用する業務が何か
    ・どの組織が関わるか
    ・どのように情報は流れていくか
    ・該当するシステム機能は何か
    ・業務を行う人はだれか

    2. 関連するシステムは何か
    ・該当システムの周辺にある関連システムは何か

    3. 機能、非機能は明確化
    ・構築するシステム機能は明確か

  • 読み終えた第一の感想は、「賛否両論出るだろうな」ということ。
    他のレビューにもあるように、抽象的な話、冗長的な記述が多いことは事実。ただ要件定義の特性上決まった解や方法論がないことも理解できるので、そうなるのも仕方ないかなとは思う。
    特に前半(四章あたりまで)がダラダラと文章を綴っているような印象。
    ある程度実務を経験した人が、仕事の進め方について悩んでいたり方法論を改めて整理したい、といった目的で読むのはいいと思った。自身も、思考の整理ができたのでそこは有効な書籍だった。
    新卒入社したての人が読むのはおすすめしない(別に読んでも良いがピンとこないと思う)

    「言った言わないの話が出てきた時点で要件定義は失敗している」という記述に関しては、自身の経験踏まえて非常に刺さった。これを改めて胸に刻めた意味で私にとっては価値のある書籍ではあった。

  • 経験者に向けたTIPS集的な本だと理解しました。要件定義書をどのようにして作るかという点については、詳しくは述べられてません。こういうことをした方がいい、こういうことはしない方がいい、といったことがだらだら書かれています。

  • 要件定義昔話。
    教科書というにはまとまりがなく、かつ内容が古く感じた。

  • いつかは開発プロセスの監査を考えているので、少し前ですが、読んでみました。

    コンサルさんたちの実体験を踏まえた例がたくさんあり、こういった仕事でも、プロマネでよくある問題がわんさかあるんだねというのがよくわかります。


    ずっと前から気になっていたのは、こうした問題がよく生じるのがなかば常識で、現場もそういう問題を感じているであろうに、なぜになくならないかということ。

    個々の力が結局組織として一体のものになるには、まずは共通認識から。要件定義にしても、その会社なりのやり方を改善していけているかというPDCAにも目を向けないとです。

  • 20121210 硬そうで硬くなく読める本。楽しんで作っているのが伝わります。Kさんとは二十数年前に仕事させて貰いましたが変わってないようですね?

  • 【新刊情報】プロフェッショナル要件定義の教科書 007.6/キ http://tinyurl.com/9njbsha 情報システムを構築するうえで最も重要であり、かつ困難な作業である要件定義。4人の著者がプロフェッショナルな要件定義のやり方を余すところなく開示する。 #安城

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