日系企業のためのロシア投資・税務・会計ガイドブック

  • 中央経済グループパブリッシング
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784502955600

感想・レビュー・書評

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  •  ロシアに限らず、他国の法務・会計・税務の制度をこれほどカバーしている人間はそうは無いだろう。会計面は著者は恐らく税務が一番の専門であるため、税務面の記載が比較的多かったような気がするが、ロシアの諸制度のさわりを学ぶ書としては非常に優れていたように思う。
     10年以上も前の本なので今はだいぶ改善されているかもしれないが、税務の制度面だけではなく行政の執行面での問題(還付を受けることが非常に難しい、調査官によって法解釈が異なる等)も非常に大きいとは想像もしなかった。それにしてもVATの還付請求が難しいというのには驚いた。。

  • 一律13%のフラットタックスにしたことで、納税インセンティブが高まった背景などは興味深い。最もこれは社会実験終了後のフレッシュスタートだから起きた事象であり、だから日本でもという話にはならないと思う。会計用語のロシア語表記があるのが嬉しい。

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著者プロフィール

スティーブ・モリヤマ(=森山 進)ベルギー王国ブリュッセル在住。ケンブリッジ大学およびカトリック・ルーベン大学院修士課程修了。ハーバード・ビジネススクールTGMP。英国勅許会計士 (イングランド・ウェールズ勅許会計士協会上席会員FCA)。ベルギー王国公認税理士。著書には『人生を豊かにする英語の名言』『英語社内公用語化の傾向 と対策』(ともに研究社)など多数。現在、『クーリエ・ジャポン』(講談社)にて異文化比較論のエッセイを好評連載中。好きなものは、海、旅、酒、犬。  Facebook ID: meigen777、Twitter ID: stevebrussels

「2016年 『イギリス英語は落とし穴だらけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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