図解 日本を変えた幕末・明治維新の志士たち (早わかりN文庫)

  • 永岡書店 (2008年7月10日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784522427040

感想・レビュー・書評

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  • 2012年10月16日再読。こうした本は一度読むだけでなく、TVや他の本などから知識を仕入れた後、自分の中で考えを整理してから読むとまた感想が変わってくるものだ。誰が英雄で誰が国賊なのか、誰が才人で誰が愚物なのか。死後に評価される人もいるし、時代の風潮(や、司馬遼太郎の小説)によっても人物のイメージは変わる。ある一説を盲信することはできないな。
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    2012年1月3日読了。幕末~明治維新の時代に活躍した志士たちの人間関係・年代に応じた思想の変遷などを矢印などを使った図解で簡単に解説する書。正直、図解はあってもなくてもどっちでもいいが、坂本龍馬や西郷隆盛など超メジャーな存在ばかりでなく、橋本左内、中岡慎太郎などサブ級・若干マイナーな人物についてもその足跡・人間関係を表現しているところが分かりやすくてよい。江戸幕府の時代は、剣の腕も一流の人物ばかりが生き残り活躍をしているが、明治維新以降剣の腕に頼らない、権謀術数を駆使する「政治家」が現れだすというあたり、これが近代化というものなのか。

  • 分かりやすかった

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著者プロフィール

1965年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業、早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。文教大学付属中・高校教諭。早稲田大学教育学部講師。教育活動の傍ら、精力的に執筆活動も行なっている。

「2016年 『大学入試問題から日本史を学びなおす本(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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