- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784522433416
感想・レビュー・書評
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子どもに聞かれたら、こう答えたいなと思うエッセンスがいくつもありました。
でも(当たり前だけど)道徳的なので子どもの心にどの程度ささるかは分かりません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仏典を基に道徳観を示す『ブッダがせんせい』(宮下真著、永岡書店)は、12年の刊行で今春、10万部を突破した。昨年5月には第2弾として、子どもの日々の疑問にQ&A形式で答える『おしえてブッダせんせい こころのふしぎ』を刊行。同社編集部の吉田幸彦副編集長は「子どもの諭し方が分からないという親が多い。親のほうが生きる指針を探しているのかもしれない」と支持される理由を分析する。こちらも3刷2万5000部と部数を伸ばしている。
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子どもに勧められて読了。
同じ作者の「ブッダがせんせい」と、話してあることは近いのだけれど、疑問に対して答えていく、という形式。
同じ事をいうが、内容としては、どの説話も「当たり前のこと」なのだけれど、逆に言うと、「当たり前のこと」を伝えるのが宗教、という言い方もできるのかもしれない。
特に、私事ではあるけれど、この本を通して、「縁」というのを強く感じた。最近読んだ、「道徳の話」自分は感動したのだけれど、それに近いことがこの本に書いてあった。同じ事を伝えるのに、いろいろな見方から発信できる。
それが、担任している子どもとその親が「先生が好きそう」といって貸してくれる。今までの頑張りが繋がっている。そんなことを感じさせてくれた一冊だった。