本格ミステリの本流――本格ミステリ大賞20年を読み解く

  • 南雲堂
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本棚登録 : 58
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784523266006

作品紹介・あらすじ

ミステリ作家、評論家の参加する団体たる本格ミステリ作家クラブ会員の投票により、その年最も優れたミステリとして決定される本格ミステリ大賞。2001年からスタートしたこの賞の受賞作に投票をした会員によって受賞作・受賞作家の論考をまとめ、本格ミステリのより濃いエッセンスを抽出する本格ミステリ作家クラブ20周年記念論集。

感想・レビュー・書評

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  • 2021.2.9読了。

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  • 本格ミステリ大賞20年を論考し、2000年代の本格ミステリの本流をするどく抉る評論集。
    ミステリ作家、評論家の参加する団体・本格ミステリ作家クラブ会員の投票により、その年もっとも優れたミステリとして決定される本格ミステリ大賞。
    2001年からスタートしたこの賞の受賞作に投票をした会員によって受賞作・受賞作家の論考をまとめ、本格ミステリのより濃いエッセンスを抽出する本格ミステリ作家クラブ20周年記念論集。


    一部の例外を除いて、解説とか評論ってあまり面白いと思ったことがありません。

    大抵の場合は、作品のあらすじを小難しい感じの言葉でなぞっていくだけのものを「解説」と呼んでいるだけのような気がします。
    作品をわかりやすく説明するのが「解説」の仕事なのに、むしろ難しくしてどうする、と。

    「評論」にしても同様。それを読んで作品の魅力を再発見したり、作品世界がさらに広がったりするようなものにはあまり出会えません。
    自分の教養をひけらかすだけのカッコつけ文章ばかりのような気がします。

    本書もわりとそんな感じでしたが、飯城勇三さんの「medium」論、杉江松恋さんの「容疑者Xの献身」論、佳多山大地さんの「開かせていただき光栄です」論あたりは本来の意味での「解説」や「評論」になっているように思えました。
    本作での対象になっている作品はほとんど読んでいて、好きなものも多いので、解説にも期待していたのだけれど、面白い解説や評論にはなかなか出会えませんね。

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著者プロフィール

青森県生まれ。北海道文学部卒業。2007年より同人小説サークル「Rhythm Five」として活動。2016年に同人誌として発行した『ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド【増補改訂版】』で第16回本格ミステリ大賞・評論研究部門を受賞。
2017年、同社の改訂版を論創社より商業出版。2018年、商業版『ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド』で第71回日本推理作家協会賞評論・研究部門候補。探偵小説研究会会員。

「2020年 『本格ミステリの本流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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