キミが大人になる頃に。: 環境も人も豊かにする暮らしのかたち (B&Tブックス)
- 日刊工業新聞社 (2010年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784526065316
作品紹介・あらすじ
2030年で、見てきたこと。環境と人のための新しいライフスタイルを提案する。
感想・レビュー・書評
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企業努力は目を見張るばかり。エアコンはこの15年間で約4割、冷蔵庫は8割も効率アップ。観ていないときには画像が消えるテレビ、アイドリング時ストップするエンジン、ハイブリッドカー…。
1992年、リオデジャネイロに各国が集まり、環境と開発に関する国際連合会議が開催されてから18年。多くの国が大変な努力をしているものの、地球環境の劣化は残念ながら加速する一方。
素晴らしいエコ商材が市場に投入され、生活者の環境意識も高いのに、環境劣化は進むという、「エコ・ジレンマ」。いま私たちに求められるのは、心豊かに生きるという人の生の本質を担保しながら、人間活動の拡大を低環境負荷型に変えていくこと。いまの子どもが大人になる頃、ちょっと素敵になった地球をバトンタッチするために、小さなことから始めませんか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
温暖化や過剰なエコなどに対しこのままの生活を続けて、
2030年ごろにわたしたちがどんな送っているかを妄想した暮らしの新提案書。
この妄想とおりに進めばいいなあって思う。
読んでてわくわく、楽しい。
好きなのは公園、庭暮らし、土ミシュラン。 -
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・地球は一つ。私たちの暮らしは資源を使い尽くしてしまうので持続可能なものではない。
・日本ではテクノロジーの発展と大量生産、大量消費とが直接的には結びつかなかった。自然との繋がりがあったから。
・ライフスタイルをデザインすることが大切。 -
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00514163 -
内容は悪くないような気がするんだが、いかにも電通ですといったナルシズム満開の表紙の悪印象が読後まで尾を引いてしまった。。。
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全部は読んでないけど、2030年の未来予想のところが面白くて手に取った。雨の日は仕事休み制度実現してほしい!
人間はまた自然へ自然へと回帰していくんだろうな。でも元の原始的な自然じゃなくて、コンピュータに管理された「自然」なのかな。
私は家族で田舎へ移住し暮らしているのですが、都市の人たちが田舎へどんどん移り住み家で仕事をするような時代がほんとにくるのかもという気がした。 -
バックキャスティング思考というのは、結構訓練しないと身に付かないような気がする…と思ったけど、ものすごいワクワクすることは間違いない!地球一個ぶんのエネルギーという制約を、前向きにとらえるというかより楽しい未来をつくるための条件として捉えているところが目から鱗だった。原点回帰だとか、豊富なことが幸せではないという考え方は既に広がっている気がする。私はどう生きたいのだろう。どんな社会を作りたいのだろう。自分のライフスタイルは自分で作る!
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1個の地球。
今ある技術、今の消費生活・・・今から積み上げて描く未来像は地球が何個か必要になる。
1個の地球から未来像を描き、今を考え、様々な制約条件が発生する中で、豊かな生活を実現するための創造性を発揮する。