親日指数世界一の国! インドネシアが選ばれるのには理由(わけ)がある (B&Tブックス)
- 日刊工業新聞社 (2012年4月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784526068652
感想・レビュー・書評
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5~6年前から、資源関連に強い企業トップが
これから伸びる国としてよくあげていたのが
インドネシア。豊富な資源に加えて
人口の多さと若さがその理由だったと思う
(将来的には、“脱炭素”が大きな影響を及ぼしそうな
国ではあるが…)。
本書は2012年発行と少し前の発行なので、賄賂の要求への対処法など、今とは事情が違っている部分もあるかもしれないが、国の骨組みは基本一緒だろう。
日本人相手と同じ感覚では商売できないし、精緻にやりすぎても失敗する。そして多少の損失にクヨクヨしない心の強さが求められそうだ。
通貨切り下げのエピソードは、ずっと円高方向に
為替レートが動いてきた日本人には、得難い経験で
切り下げが国民生活に波及する過程や
時間軸がよく分かった。
海外ビジネス事情を扱った本でこれほど面白く読んだのは、中国ものの高橋基人氏の著作以来かも(本書はだいぶ抑えた筆致で書いてあるが…)。
“黒魔術”の話は直接聞いてみたいのものだ。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまり知らなかった東南アジアの大国を知るために。読みやすいです。
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インドネシアの基礎情報入手のために購入。
インドネシア好きの著者が書いているだけあって、読んでいて行ってみたくなる本であった。
[more]
(目次)
第1章 海外進出するなら、最後の楽園インドネシア
(苦境の時こそ飛躍のチャンス!、人に騙され、人に助けられる ほか)
第2章 無限の可能性を秘めたインドネシアと不思議な都市ジャカルタ
(インドネシアの基本知識、インドネシアの政治と地政学的優位性 ほか)
第3章 明るく、人なつこいインドネシア人
(なぜインドネシア人は親日的なのか、インドネシア人とは ほか)
第4章 海外進出の勘どころ
(間違いだらけのフィージビリティ・スタディと国選び、カントリーリスクの検討も必要だが、慎重になりすぎない ほか)
第5章 インドネシアの最新情報
(インドネシア視察ツアーの現状、ガルーダ航空の便利な機内イミグレーション ほか) -
今からでも遅くないと言って欲しい‼️
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ビジネスパートナーの信頼性を見極める方法として、相手からお金を支払わせる案件を作るという提案が印象に残った。お金の支払いが常に渋い、又は遅いパートナーは信用できないのは確か。
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インドネシアへの赴任前に、現地の最新情報を知るために読んだ。進出を目指した法人向けではあるが、他の幾つかの関連本と比較して、最も読みやすく面白かった。
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日本のメーカーがインドネシアに進出していっているにもかかわらず、ジャカルタなどでのビジネス情報が少なかったと思います。悪いことも良いことも含め、茂木氏がインドネシアが好きなことが伝わってきます。むずかしい事も一般読者にわかりやすく書かれています。