親日指数世界一の国! インドネシアが選ばれるのには理由(わけ)がある (B&Tブックス)

著者 :
  • 日刊工業新聞社
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本棚登録 : 65
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784526068652

感想・レビュー・書評

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  • 5~6年前から、資源関連に強い企業トップが
    これから伸びる国としてよくあげていたのが
    インドネシア。豊富な資源に加えて
    人口の多さと若さがその理由だったと思う
    (将来的には、“脱炭素”が大きな影響を及ぼしそうな
    国ではあるが…)。

    本書は2012年発行と少し前の発行なので、賄賂の要求への対処法など、今とは事情が違っている部分もあるかもしれないが、国の骨組みは基本一緒だろう。

    日本人相手と同じ感覚では商売できないし、精緻にやりすぎても失敗する。そして多少の損失にクヨクヨしない心の強さが求められそうだ。

    通貨切り下げのエピソードは、ずっと円高方向に
    為替レートが動いてきた日本人には、得難い経験で
    切り下げが国民生活に波及する過程や
    時間軸がよく分かった。

    海外ビジネス事情を扱った本でこれほど面白く読んだのは、中国ものの高橋基人氏の著作以来かも(本書はだいぶ抑えた筆致で書いてあるが…)。

    “黒魔術”の話は直接聞いてみたいのものだ。。。

  • あまり知らなかった東南アジアの大国を知るために。読みやすいです。

  • インドネシアの基礎情報入手のために購入。

    インドネシア好きの著者が書いているだけあって、読んでいて行ってみたくなる本であった。

    [more]
    (目次)
    第1章 海外進出するなら、最後の楽園インドネシア
    (苦境の時こそ飛躍のチャンス!、人に騙され、人に助けられる ほか)

    第2章 無限の可能性を秘めたインドネシアと不思議な都市ジャカルタ
    (インドネシアの基本知識、インドネシアの政治と地政学的優位性 ほか)

    第3章 明るく、人なつこいインドネシア人
    (なぜインドネシア人は親日的なのか、インドネシア人とは ほか)

    第4章 海外進出の勘どころ
    (間違いだらけのフィージビリティ・スタディと国選び、カントリーリスクの検討も必要だが、慎重になりすぎない ほか)

    第5章 インドネシアの最新情報
    (インドネシア視察ツアーの現状、ガルーダ航空の便利な機内イミグレーション ほか)

  • 今からでも遅くないと言って欲しい‼️

  • ビジネスパートナーの信頼性を見極める方法として、相手からお金を支払わせる案件を作るという提案が印象に残った。お金の支払いが常に渋い、又は遅いパートナーは信用できないのは確か。

  • インドネシアへの赴任前に、現地の最新情報を知るために読んだ。進出を目指した法人向けではあるが、他の幾つかの関連本と比較して、最も読みやすく面白かった。

  • 日本のメーカーがインドネシアに進出していっているにもかかわらず、ジャカルタなどでのビジネス情報が少なかったと思います。悪いことも良いことも含め、茂木氏がインドネシアが好きなことが伝わってきます。むずかしい事も一般読者にわかりやすく書かれています。

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