性能限界-モノづくり日本に立ちはだかるもう一つの壁- (B&Tブックス)

著者 :
  • 日刊工業新聞社
2.45
  • (0)
  • (0)
  • (5)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784526069789

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 性能限界は二種類ある。
    1.理論限界→理論的な性能の限界(e.g.エネルギーの生産効率等)
    2.知覚限界→視力、聴力、運動能力など、製品を使う側の人が知覚出来る性能の限界(e.g.テレビの解像度、スピーカーの音質等)

  • 切り口は面白く、内容は分かりやすい。しかし、全5章のうち、1章が著者の携わる「スマートシティ」の謂わば宣伝となっていたのは残念。蛇足と感じた。具体例が液晶テレビぐらいなのも物足りない。

  • 序盤はいいけど、後半が残念。とくにスマートシティのくだり。組み合わせで勝負、というメッセージはわかるが、題名の線でもっと深く切り込んでほしかった。どれだけ日本メーカーが行き過ぎた性能を追ったのか、なぜそうなったのかを。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

日本総合研究所フェロー。1958年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了後、三菱重工業に入社。1990年に日本総研へ。2021年に同社専務執行役員を退任し現職。アイフォー代表取締役、北陸産業活性化センター・エグゼクティブフェロー、NECエグゼクティブ コンサルタント、Team Energy顧問、DONKEY取締役会長も務める。

「2021年 『脱炭素で変わる世界経済 ゼロカーボノミクス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井熊均の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×