IoTが拓く次世代農業-アグリカルチャー4.0の時代-

  • 日刊工業新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784526076176

感想・レビュー・書評

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  • スマート農業のようなハイテクな事業は、現実的に大きな資本力を持つ企業しか参入できていない。
    その障壁となる制度や現在の技術レベルなどの情報を俯瞰できました。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/67598

  • 立ち読み。農業ロボDONKEYの話。IoTは一般的な内容にとどまるかなぁ。

  • 確かに日本産の農産物の品質は高い。トルコで食べた実の小さい、しかも種あり葡萄はまずかった。

    無農薬野菜などの有機栽培だけが付加価値ではなく、IoTの活用、産業化・ビジネス化などもこれからの選択肢の一つだ。下町ロケットの世界だ。

    フランチャイズビジネスはJAでも可能ではないか。また、JAがロボットを導入し、農業生産者から除草作業を受託する、というモデルなどを考えることができる。さらには、JAがクラウドサービスを提供し、データ管理サービスを提供することも考えられる。そしてそして、JAがこの本に出てくるDONKEYのようなサプライチェーンロボット、つまりプラットフォームを提供するともっと良い。その組織は現在サプライチェーンシステムを運営しているエンジニアリング組織に学ぶことが大きいと思う。

  • 自分のやろうとしているorganicとか個人菜園とは、採取しているデータの目的は、全く遠いアプローチだけれど。
    本の中では、収益性をあげるという観点で、どういう問題があって、何の目的で、どのようなデータを採取していくのかという語りになっていてわかりやすい。さて、家庭菜園にどう応用するかな。

  • 書き方は非常に論理的で、かなり腑に落ちた。現状→課題→ソリューション→課題→ソリューション→優先順位と、論旨が非常にわかりやすい。
    肝心の農作業ロボットDonkeyはどっかの製品でそれの宣伝かなと思ったんだけど、コンセプトで機能要件までまとめるに留めてあり、実現の可能性までは読み取れなかった。
    こういう仕組みで大切なのはノウハウDBを如何に参加者から引き出すか、です。普通は他社のパクって、自社のは囲っておくと思いますが、その考えが理解できていないのか、「次世代の日本の農業のリーダーになれるという名誉」がインセンティブと考えているところが、イマイチでしたな。損得で企業は動きます。
    農業もほぼ工業になるといった印象を受けましたが、肝心高齢者の農業従事者が、これについてこれるか?という解決が弱いなと思いました。
    あと、Networkは無線Lan無理だからソラコム使った方がいいと思うよ。とも。

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著者プロフィール

1950(昭和25)年、大阪府生まれ。文学博士。大阪教育大学名誉教授。専攻は日本近現代史・社会運動史。上田市在住。
著書・論文に『日本ファシズムと労働運動』(校倉書房)『占領下の大阪』(松籟社)『日本労働運動史序説―紡績労働者の人間関係と社会意識―』(校倉書房)『菊池謙一・幸子夫妻の戦時下往復書簡』(大阪教育大学歴史学研究室『歴史研究』第53号)など。

「2022年 『1945.8.13 長野空襲の真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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