もの思う鳥たち: 鳥類の知られざる人間性 (いのちと環境ライブラリー)

  • 日本教文社
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本棚登録 : 129
感想 : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784531015559

作品紹介・あらすじ

ここまで解明された、鳥たちの「心の世界」-鳥はこんなにも人間に近い「知性」と「感情」をもっていた!鳥たちの驚くべき知能や、人間との感動的な交流のエピソードを紹介。人と鳥との新しい関係が、この一冊から始まります。

感想・レビュー・書評

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  • 動物史学の見地、哲学史を知ってると楽しめるね

  • 知性や意思、感情は、人類だけが持つ特別なものであって、そのほかの動物は、本能によって機械的に活動しているに過ぎない。よって、動物を研究、観察する上で、対象を擬人化することは許されない・・・という考え方は、いまでは科学の世界でも廃れていく方向にあるのではないでしょうか。
    本書には類人猿や犬、猫のみならず、鳥類にも魚や虫にさえ知性や感情があるという観察結果が記されています。そして彼らは、抽象的な概念さえ理解しているとされています。ただ残念なのは、ここには結論だけが示されていて、そのことに至る研究の過程が詳細に記されていません。ですから、本書をもって保守的な考え方を持つ人を説得し、改心させるのは難しいと思われます。
    人と意味のある会話を交わしたヨウムのアレックスが死の前夜、飼い主であったペッパーバーグ博士にかけた最後の言葉〝じゃぁまたね、愛してる〟はあまりに有名ですが、そうでなくても動物や鳥と共に暮らしたことのある人にとっては、彼らにも知性や感情があるというのはすでに承知の事実で、あたりまえ過ぎるほどあたりまえのことですよネ。
    科学にはもちろん、客観的視点を忘れてはならないという鉄則がありますが、その一方で、傲慢で人間至上主義的で、都合の悪いことは無視するような、むしろ非科学的な一面もあるように思われます。この分野の研究がもっと進めば、人間社会の倫理、道徳のみならず、哲学や人生観、宗教を含む、あらゆる文化がひっくり返ってしまうほどの大変革が起こるかもしれません。
    いずれにしても、世界は人類のものだという驕り高ぶりは慎みたいものですネ。なにはともあれ、食前食後にきちんと手を合わし、〝いただきます〟と〝ごちそうさまでした〟は忘れないようにいたしましょッ。


    べそかきアルルカンの詩的日常
    http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
    べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
    http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

  • 鳥たちにも知性があり、人間の言葉を理解したり、考えて行動しているということを紹介している本。
    学術的な言い回しや表現も多く、読むのに難儀しましたが、内容的にはインコを飼っているものとしても納得できることが多く、興味深かった。

  • 鳥の人間を思わせる行動実例から、その知性について論じた本。本には書いていないが、知性というととかく人間を中心に置いて他の動物の知能について、分析、推論をしてしまいがちだが、そもそもその考え方から変えてみる必要があるかもしれないと感じた。人間の価値判断軸への写像が必ずしも他の動物の正統な判断には繋がらない。イリーガルなのはむしろ人間なのだから。

  • 鳥のコミュニケーション方法が面白

  • 鳥が思ってもいない知能レベルを持ち、鳥同士、また人間ともコミュニケーションをとれることの実際の例を連ねてある本。

    人間語を理解して会話できるというのに一番驚いた。

    小さい頃飼っていた鳥が、私が家に帰った時の扉の音に反応して玄関まで迎えに飛んできたことを思い出す。

  • 鳥を飼っているので鳥たちの知能に興味があり、また鳥たちにも人間と同じように心や感情がありよいともだちになれると思っていました。

    この本はそういった事柄を具体例をあげて、論文にまとめてあります。

    読みやすく、鳥たちがもっと身近に感じ、鳥たちとの接し方の参考にもなりました。

  • 「鳥も人間みたいに考えたり感情があったりするんだよ!」
    って実例や論文をかみ砕いて紹介してくれる本。

    人間と意思疎通が顕著な鳥の実話が盛り沢山なので、
    鳥好きな自分としては堪らなかった。

  • この本は私たちが持っていた鳥の常識を覆します。
    鳥ってこんなにおもしろいんだ!と心躍ります。

  • 鳥を飼っているので鳥たちの知能に興味があり、また鳥たちにも人間と同じように心や感情がありよいともだちになれると思っていました。

    この本はそういった事柄を具体例をあげて、論文にまとめてあります。

    読みやすく、鳥たちがもっと身近に感じ、鳥たちとの接し方の参考にもなりました。

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