衝撃から理解へ−イスラムとの接点を探さぐる−

著者 :
  • 日本教文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784531059041

作品紹介・あらすじ

宗教は平和のためにあると考える著者
が、イスラームをめぐり偏狭さや暴力
的側面だけが伝わる現状を憂い、
その思想には寛容性や多様性だけでな
く、生長の家との共通点があることを
指摘する。

感想・レビュー・書評

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  •  【内容紹介】

     本書は、生長の家総裁代行・谷口雅宣先生が、2005年7月から2008年7月、ブログ「小閑雑感」に発表されたイスラームについてのご論考をまとめたもの。

      2部構成で、「第1部 イスラームの衝撃」は、「ロンドンのテロ」「信仰と風刺」など12章を収録し、イスラームに関する時事的な論評を集めている。

      続く「第2部 イスラームへの理解」は、「イスラームの理性主義」「イスラームと生長の家」など8章を収録。暴力的な面の報道が多いイスラームについて、“寛容性”“多様性”などの平和的な内容を持つことを強調され、“万教帰一”の考え方など、生長の家との共通点についても考察されている。

      先生は「はしがき」の中で、「信仰者が他宗教との“違い”を見つめることは、宗教間に争いを生む原因となるのである。“共通点”を見出し、それを認め合うことによってのみ宗教間の共存が可能となる、と私は考える」と述べられている。


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著者プロフィール

1951年、東京都生まれ。青山学院大学法学部公法学科卒。米国コロンビア大学修士課程修了(国際関係論)。産経新聞記者として横浜勤務を経て1990年、生長の家副総裁。2009年、生長の家総裁に就任。著書に『大自然讃歌』『観世音菩薩讃歌』『万物調和六章経』『人類同胞大調和六章経』『神さまと自然とともにある祈り』『宗教はなぜ都会を離れるか?』『生長の家ってどんな教え?』『次世代への決断』『“森の中”へ行く』(共著)『衝撃から理解へ』『日々の祈り』短編小説集『こんなところに…』『今こそ自然から学ぼう』『太陽はいつも輝いている』『日時計主義とは何か?』(世界聖典普及協会発売)『目覚むる心地』『心でつくる世界』『ちょっと私的に考える』『神を演じる前に』(以上、生長の家刊)、『凡庸の唄』『秘境』『神を演じる人々』(、翻訳書に『叡知の学校』『もう手足がなくたって』(以上、日本教文社刊)、監修書に『“新しい文明"を築こう 上巻 基礎篇「運動の基礎」』『“新しい文明"を築こう 中巻 実践篇「運動の具体的展開」』(生長の家刊)など多数がある。ブログ=「唐松模様」を執筆している。

「2022年 『ひかりの言葉 英文入り 2023年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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