前世を記憶する子どもたち

著者 : イアン・スティーヴンソン 笠原敏雄

• 日本教文社 (1990年2月22日発売)

作品紹介・あらすじ

世界各地から寄せられた2000件も
の生まれ変わりの事例を長年にわ
たって徹底的に調査・分析する米
国精神科教授と共同研究者たち。
驚異的な事実の数々が、彼らによ
って今明かされる！

感想・レビュー・書評

[ク～さんの感想 · 2023年6月5日]

「月の満ち欠け」
https://booklog.jp/edit/1/4000014080
を読んで、読みたくなって図書館にリクエスト。
本が来て…厚くて、返却しようかと思いましたが、他の本も読みながら、3週間ぐらいかかって、なんとか読みました。

前世を記憶する子どもたちを研究している人の本。
こんな事例があるという解説なので、あまり面白くはないです。

後半1/3は、解説みたいなので省き…2/3を頑張って読みました。

訳者後記では…
日本では、こういう現象は、研究されていないし、ほぼ認められていないようなことが書かれていました。
そうですね。超常現象やスピリチュアル系に感じますから…。

「月の満ち欠け」は面白かったです。
こういう本をヒントに小説を書いていくのも面白いですね。

[マエダさんの感想 · 2017年8月26日]

『月の満ち欠け』に出てきていたので。
生まれつきの気質とかセンスとか、やはり前世が関係しているはずだ。
だって前世がなければまるで…まるで…幽霊ではありませんか。

[キミドリさんの感想 · 2018年12月22日]

　典型的な前世を覚えている子供たちの例示を引きながら、共通点や文化圏の相違を考察している。あくまでも研究の書。

[hajikinさんの感想 · 2012年6月5日]

人間は一度きりの人生と言われる中、もちろんそうではないと信じる人や信仰は世の中にはたくさん存在するのである。人間の長い歴史の中で疑問視された課題、問題。 人間は一度きりの人生と言われる中、もちろんそうではないと信じる人や信仰は世の中にはたくさん存在するのである。

人間の長い歴史の中で疑問視された課題、問題。

この一冊は、人間は過去の人生があると世界中、各地から数多く（２０００以上も）の体験、情報が寄せ集められた。世界中の子供達による情報や体験などなど…
生まれ変わり事例を長年にわたって徹底的に調査・分析する米国精神科教授と共同研究者たいの驚くほどな事実の数多くここに書かれている。


【目次より】
第1章　序論
第2章　生まれ変わり信仰
第3章　生まれ変わりを裏付ける証拠の種々相
第4章　前世を記憶する子どもたちの12の典型例
第5章　生まれ変わり型事例の典型例の特徴
第6章　研究の方法
第7章　事例の分析と解釈
第8章　さまざまな文化圏に見られる変異
第9章　生まれ変わりという考え方によってどのような現象が説明できるか
第10章　前世を記憶する子どもにまつわるその他の問題
第11章　生まれ変わりに関係する可能性のあるプロセスの考察

[Hirokoさんの感想 · 2012年2月4日]

途中まで読んで読み切らなかった。
前世がある可能性があるということに、科学的にアプローチした内容。
前世が王様、王女であったなどという人からではなく、無意識に発せられたこどもの言葉などを元に検証している。
前世の研究なので、魂についても言及されている。魂はあるのか、どう存在しているのか、事象を紹介している。

[yuzusan*さんの感想 · 2008年12月19日]

今ここにいる自分も、いつか「前世」になるのかな？

[奥宮離宮さんの感想 · 2006年2月27日]

分類＝スピリチュアリティ(霊)・輪廻転生・スティーブンソン。９０年２月。

[fukkoさんの感想 · 2006年2月17日]

複数の症例が紹介されており、資料的価値は高いと思います。
子供のふとした一言がするどいと思いました。

著者プロフィール

カナダ生まれ、アメリカ合衆国の精神病医である。1957年からヴァージニア大学精神科に在籍し、「前世の記憶を持つ子どもたち」の存在を知って、研究を始める。インドなど現地で調査した結果から研究・分析を行い、まとめた『前世を記憶する子どもたち』は世界中で反響を巻き起こした。最終的に世界中から2300例ほどの症例を集めた。

「2021年 『前世を記憶する子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」