経済思想

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
3.00
  • (0)
  • (2)
  • (6)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 35
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532104757

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • NDC分類: 331.

  • 本書は経済学の系譜を俯瞰し、結論として様々な立場はあれども社会が変化することだけは否定できないため現代は変化に対応できる進化の経済学(エヴォリューショナリィ・エコノミックス)が求められているとする。
    分かりやすい構成と簡単な言葉で書こうとした著者の意図は感じられるが、少ない容量で多くを扱おうとしたためか単語の羅列のように感じてしまう。ひと通りのことを学んだ後に記憶の整理として読むのに適しているかもはしれない。


  •  経済学者がどのように経済現象や社会現象を捉えようとしたか、また現在の研究成果としてどのように解釈されているか、などに触れることができた。

    上記のようなので専門的な記述もあって理解するのに難しい所もありましたが、結構楽しかったです。


     タイトルに副題は付かないのかな。

  • 転換期にある経済学のこれまでの思想を簡略にまとめた一冊。非常にわかりやすい。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1947年生まれ。東京大学文学部社会学科卒。名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。京都大学にて博士(経済学)。京都大学および摂南大学名誉教授。専攻は社会経済学、経済学史・思想史。主要著作に『近代日本の社会経済学』(筑摩書房 1999年)『ウィーンの経済思想』(ミネルヴァ書房 2004年)『社会経済学』(名古屋大学出版会 2006年)『国境を越える市民社会 地域に根ざす市民社会』(桜井書店 2017年)Austrian and German Economic Thought (Routledge 2016)、編著にFrom Reproduction to Evolutionary Governance (Springer 2020) など。

「2021年 『20世紀知的急進主義の軌跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

八木紀一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×