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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784532110536
みんなの感想まとめ
リーダーシップの本質を探求する本書は、自己のリーダーシップを定義し、発展させるための具体的な手法を提供しています。ワークショップを通じて、読者は自分自身の位置を認識し、リーダーシップに関する問いを深め...
感想・レビュー・書評
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リーダーシップとは何か?
書籍にはワークショップがあります。
それを通じて自己における定義、現在位置に気付けます。
リーダーシップ。
書籍を通じて思い描くことが可能です。
自らに対して問うことで認知を深められます。
1.リーダーシップから類推するキーワードは?
2.どんな人、行動、シーン?
その上でどうしたいか?
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単なるリーダーシップ論の紹介ではなく、リーダシップを発揮するための持論を持つことの重要性、見つけ方などが、具体的な手法とともに書かれています。
もちろんリーダーシップ論の流れも抑えつつ、偉大なリーダーのリーダーシップ論から学ぶ方法も解説しながら、自分自身のリーダーシップの開発方法を、ステップを踏んで説明しています。
ただ読み飛ばすのではなく、じっくりと、ワークにも取り組んで読まなければならない本です。
下記の、リーダーシップを見極める問いは、最も分かりやすく、本質を突いた問いですね。
リーダーシップがそこに存在するかを見極めるための問い
クーゼス=ポスナーの基準
「喜んでついてくるフォロワーがいるか」
ハイフェッツの基準
「そのフォロワーは、受動的でなく、能動的・自覚的に、喜んでついていくことを選んでいるか」 ー 78ページ -
リーダーシップ入門。
・鑑賞よりも実践が大事
・原理原則を大切にしつつも、自分なりの持論を。TPOVを持とう。
・様々なリーダーシップ理論の紹介。その中でも筆者はPM理論の秀逸さを押している。
学術上の原理原則に入門するには良い。 -
自分なりのリーダーシップ発掘。
潜るように本を読むと見えてくる感じるが実践している人向けな気がする。
やっている自負があると納得度はできる。 -
リーダーシップについては、悩みはつきない。いろいろな試しては、うまくいったり、うまくいかなかったりである。
で、一応本もいろいろ読むのだが、リーダーシップ関係の理論書は概して退屈である。が、リーダーの自伝なんかを読むのも面倒だし、自分と違うスタイルの人の話しを読んでも、簡単に真似できるものでもない。
というときに結構便利なのは、金井先生が、翻訳や解説を担当されている本である。金井じるしを目安に何冊か読んでいるうちに、金井先生の考えも分かったような気がしていた。
で、改めてご本人による「リーダーシップ入門」である。
簡単にまとめると、リーダーシップは、「鑑賞」するようには学べない、「実践」を通じて学ぶのだ。ということをベースに、実践を通じて自らの「持論」を作って行く事が大切ということ。
なので、帯に書いてあるように「こうすれば部下はついてくる」という本ではない。もっとディープな本だ。
が、個人的に一番な納得したところは、リーダーシップに関するさまざまな理論を整理したパートだ。
リーダーシップは、いろいろな理論があって、どれが正しいのやら?何がどう違うのか、と結構、イライラするのだが、金井先生による、全てのリーダーシップ理論は、「成果」と「人間関係」の古典的な2軸で理解できるということ。
と言われてみれば、「そりゃ、当たり前だろう」という気もしなくないが、ちょっとコロンブスの卵的なまとめ方かな。
一旦、こういう風に理解したうえで、学者毎の違いというか重点の置き方を勉強していけば、理解しやすそうな気がしてきた。
最後に、リーダーシップに関する本がいろいろ紹介されていて便利ではある。
が、しばらくリーダーシップ系の本は、読まないかもね。
だって、本書のまとめにそれなりに満足したし、理論より、実践を通じた「持論」が大切ということなんで。 -
「部下がついてくる!」ための本がリーダー入門とは笑止千万。
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東2法経図・6F開架:B1/3A/1053/K
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作者曰く、「リーダーシップは、理論と持論から成り立つ」。理論と持論の関係は、「純粋スーパークラスと、その派生クラスのインスタンス」のような関係 (オブジェクトオリエンティッドな人にしか理解できない説明で申し訳ありません)。つまり、所詮理論は、そのままでは役に立つわけもなく、実践を見据えて(もしくは、実践の中で)、理論を元に持論を構築すべきと説く。参考にすべき点も多く、新任マネージャーにお勧めする。ただし、副題に「こうすれば部下はついてくる」とありますが、そんな方法はありません。
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金井先生の本はよく読む。好きなのだけれども、この本は、少しくどい感じで読みにくい。
先生ご自身に、リーダーシップについて語りたいことが多すぎて、収拾がついていない感じ。 -
PM理論
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カッコ書きが多すぎて内容に集中しづらかったです。また、文章全般にまとまりを欠いている印象であり、なかなか読んでて頭に入ってこなかったです。
内容としてためになることも書いてあると思うのですが、上記のようなことから、それ以前といった感想です。 -
金井教授の著書は好き。膨大な文献の読み込みに裏づけられた信頼性があるだけでなく、自分の言葉でも語られているからだ。彼でもまだまだわからないリーダーシップの分野だからこそ、持論の持ち方や磨き方が本書では提示されている。私にも持論があるがそれを深掘りしてみるのも良いかもしれない。
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装飾語が多すぎてとても読みにくい。
リーダシップを学ぶ人ではなく、リーダシップ論を研究する人のための本ではないかと。
要点を簡単に記すと以下のとおり。
・持論をもつ
・大きな絵を描く×人々を巻き込む
(相乗効果)
・コミットメント効果を使う
・アジェンダ設定をする
・人的ネットワークを構築
・実行
・課題と人間関係について考える -
幅広い実例、文献、研究をとりあげながらも、著者の一貫した視点で自分の言葉で整理・説明されているので、初心者でもリーダーシップの概念を整理することができる、本当に優れた本だと思いました。
組織目標(課題:P)の軸と、組織維持(人間:M)の軸が非常に多くの研究で研究された、ロバストなものなのだということがよくわかりました。PM理論は聞いたことはありましたが、これほど安定していると理解できると、実際の仕事のときでも意識できそうな気がしました。また、
行動理論(三隅、ミシガン、オハイオ)
↓
状況適応理論(フィードラーなど)
↓
変革型(コッターなど)
と発展するリーダーシップ理論においても、課題Pと人間Mの2軸が基本になっていて、そこからの発展形として説明されているので、整理して理解ができました。
こんなに充実感ある新書は初めてでした。 -
リーダーシップを学ぶためにエクササイズを入れた構成となっている。
リーダーとはフォロワーが自然とついてゆく者のことです。
自分ならどうするかを常に考えて、リーダーシップの持論を作り、言語化しておくことが大切。
持論を原理原則として、状況を判断して行動するのがリーダー。 -
理論だけを学んでも身につかない。実践してこそ理論の理解も深まり身につく。リーダーシップ論をいろんな研究者の考えを紹介しつつ、エクササイズを用いている本。
大小はあれど誰しもが持っているリーダーシップ。どのようなタイプでどこを目指すのか。ここでも軸をもつことが重要。俺のTPOVは?再読すべき本。 -
まさに入門という感じの良書だと思います。
めずらしくじっくり読みました。
リーダーシップは、家庭・仕事・地域社会などあらゆる側面で必要。
人生通じての勉強ですね。
・自分の持論を持つこと・作っていくこと
・シンプルな2軸(課題関連行動・人間関連行動)のものさしを持つこと
・次世代の育成が使命 -
日本のリーダーシップ研究における第一人者、金井壽宏先生(神戸大学大学院 経営学研究科)によるリーダーシップ論とのことです。金井先生が本書で扱うリーダーシップは、ある特定のいわゆる「リーダーが持つ」リーダーシップではなく、誰もが持つことが可能なリーダーシップを扱っています。リーダーシップの定義は、1) それを支えるフォロワーがいること、2) 実践的に言語化されていることとしています。特に 2) 実践的に言語化されていることを強調しており、次のように解説しています。
誰もが、何かを達成すると言う実践上に得た「持論」がある筈で、そのノウハウを言語として抽象化した概念化すること(例えば、「即決」とか)がリーダーシップについて、内省面、外部コミュニケーション面で有効としています。逆に、そのようにして出てきた他者の「持論」が、抽象化されているが故に、そのまま鵜呑みにしてはならず、その人の職種や状況などに依存しているため、自分の中に取り込む際には、自分の環境を重ね合わせて咀嚼する必要を説く。
また、そのような持論が、一般に、組織の目指すべき課題軸 - Performance と組織を担保するための人間軸 - Maintenance の2軸で展開できるとしています。そのことは、現存の全てのリーダーシップ論の基礎となる考え方である、と位置づけ、PM理論を展開しています。 -
この本は、実にいい。
リーダーシップ論を学ぶにあたり、全体の基礎となるような座標軸を与えてくれる本。この考え方のもとに、様々な論を位置づけて、自分独自の持論を作るベースに使えるだろう。
金井寿宏の作品
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