企業経営入門

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 129
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532110581

作品紹介・あらすじ

企業人なら知っておきたい経営の基礎知識から、M&Aなどの踏み込んだテーマ、知財経営や環境問題などの新しい経営課題までをコンパクトに解説。経営の「常識」が身につく新しいテキスト。

感想・レビュー・書評

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  • 経営全般の知識を、マーケティングや組織など8つのマネジメント要素に分けて、体系的に解説しています。
    成功や失敗した事例として、実在する様々な企業を取り上げて説明している点がわかりやすかった。
    経営をもっと詳しく学びたい方は、より上級の本へステップアップしていくことをおすすめします。

  • ベタな題名だなぁ、と、期待せずに読んだが、いい意味で予想に反していた。網羅的であり、かつ、簡潔にまとまっている。全体像を本書で、深さは専門書で把握、という目次のような使用方法がよさそう。

  • 企業経営の概略が分かる本と思っていただければいいでしょう。

  • 経営に必要な要素を漏れなく、ただし浅く網羅した感じ。

    読み物としては面白味に欠けるけど、知識のインデックスとしては良いのかな、と。

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    MEMO:

    p20
    経営資源を「傾斜配分」すること

    p34
    「最も強いものや最も大きいものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る」
    ダーウィン『進化論』

    p97
    マス>セグメント>1to1マーケティング

    p109
    組織設計は「構造」と「運用」に分けて考える必要がある。

  • 4-5年ほど前に、当時の部長さんに薦められたものです。内容は、主に企業理念と企業経営に関する7つのマネージメント(戦略、マーケティング、組織、人材、資金、オペレーション、成長と再生)を解説したものとなっています。企業経営という概念が全くなかった私にとって、読んでいて良い点と悪い点を感じました。タイトルの通り初心者向けで、知らなかったビジネス用語やビジネスに良く出てくるような図が簡潔に解説されており、たくさんの知識を得ることができたことが良い点でした。悪い点は、各項目別に見た場合、薄く広く書かれていることと具体例が少ないために、イメージが膨らまないことです。と言っても入門編に全てを求めるのは酷な気がします。もっと深く勉強したい場合は、項目ごとに1冊にまとめられている作品があると思うので、それを読んだ方がいいですね。これを最初に読んだときは、「組織」と「人材」に興味を持ちました。最近読み返したら、「企業理念」と「戦略」に興味を持ちました。経営に関わることはまだまだありませんが、数年も経てば社会人として色々知識が増えますので、再読が新たな発見に繋がったのだと思います。コレ1冊持っておいてもムダにはならないと思います。

  • 遠藤功先生の「経営戦略の教科書」に続いて経営戦略の本を読む。
    同じ分野の本を複数冊読むことでより体系的に理解出来るらしいので、実践。

  • 経営に関する本は本当にたくさん出版されていますが、この本は日経文庫だけにかなりエッセンスを凝縮された形になっています。

    企業経営とは何か、経営理念の重要性、戦略、マーケティング、組織論、人材、資金、オペレーション、成長と再生。

    範囲が広い分、項目だけになっている部分もありますが、事例を絡めて説明書している部分もあり、少ないページ数でコンパクトにまとめあげたという感想。

  • ローランド・ベルガーの遠藤氏の著書。

    まえがきからの引用:
    企業経営に関する多様な基本知識を体系的、かつコンパクトに解説することを主眼にしています。

    まさにそのとおりで、企業経営の中核要素をレクチャーしてくれる優れた講義のような一冊。
    僕のように、経営に興味を持ち始めたものの、構造を解きほぐして理解できていない人間にとっては、本書はちょうどよい「教科書」になると思われる。
    たとえば戦略について突っ込んで学んでみて、今度はそれが企業経営にどう位置づけられるのかを全体像をここで把握する。

    いわばこれも、きわめてマクロなところでの「右脳」と「左脳」の行ったり来たりに近い感覚かもしれない。

  • タイトル出通り、一通りの経営に関する内容をさらっとさらう本。

    具体的な事例があったり、基礎的な内容であるので大変わかりやすい。少しは知らない、考えてないような内容もあったので勉強になった。さーっとでいいからもう一度読み返して定着させたい。

    「ブランドは人の心の中にある。」

    新宿紀伊国屋で購入。新書を買うにはイマイチな書店である。

  • 企業経営,経営理念、戦略、オペレーションの章は授業での遠藤先生の語りが目に浮かぶよう。それ以外の章でもMBAで学ぶエッセンスが簡潔にまとめられていて、まさに経営の「常識」がわかった気になる。実践はまた別。

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著者プロフィール

遠藤 功(エンドウ イサオ)
株式会社シナ・コーポレーション代表取締役
早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機、複数の外資系戦略コンサルティング会社を経て、現職。2006年から2016年まで早稲田大学ビジネススクール教授を務めた。2020年6月末にローランド・ベルガー会長を退任。同年7月より「無所属」の独立コンサルタントとして活動している。多くの企業で社外取締役、経営顧問を務め、次世代リーダー育成の企業研修にも携わっている。
株式会社良品計画社外取締役。SOMPOホールディングス株式会社社外取締役。株式会社ネクステージ社外取締役。株式会社ドリーム・アーツ社外取締役。株式会社マザーハウス社外取締役。
15万部を超えるロングセラーである『現場力を鍛える』『見える化』(いずれも東洋経済新報社)をはじめ、『現場論』『生きている会社 死んでいる会社』(いずれも東洋経済新報社)『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)『ガリガリ君の秘密』(日経ビジネス人文庫)など、ベストセラー書籍多数。

「2022年 『「カルチャー」を経営のど真ん中に据える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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