- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532110628
作品紹介・あらすじ
働く現場が様変わりし、従来の手法だけでは企業が必要とする人材の育成が難しくなってきています。第3版では、働き方の多様化に応じた新しい手法・ノウハウを大胆に取り入れ、全面改訂しました。人材育成の基本となるOJTや集合研修は、具体的な進め方を丁寧に説明するとともに、変化する職場環境への対応などにも触れています。自己啓発やキャリア形成の支援など、今日の人材育成に欠かせない問題では、具体的な事例を交えて説明しています。キャリア・カウンセリングなどの新しい話題も、理論ばかりでなく、経験を踏まえた実践的な解説をしています。
感想・レビュー・書評
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企業の人材開発部門の業務が詳しく書いてある本です。研修の組み立て方なども載っているので、人材開発部門に配属されたり研修企画を任されたりしたときに最初に読む本としては最適です。 和田
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■概要
■こんな人におすすめ
上の「人材マネジメント入門」より、もう少し実践的です。
併せて読むことをお勧めします。 -
■概要
1985年初版。近年、働く人を取り巻く環境や仕事に対する関わり方が多様化してきたことに伴い、2005年に加筆修正されている。OJT、集合研修といった、従来型の育成方法に加え、キャリア形成支援、リーダー育成、キャリアカウンセリングなどが追加されている。人材育成の基本のき。一方、やや理論を含め硬い箇所もあり、本書のターゲットは、「現場を長く経験した人で、あるとき人事として育成に携わることになった人」といったところか。
■仕事に活かせる点
・個人的には、これまで体験してきたことを整理するには適しているという位置づけ。
・個人の主体性を引き出す方法として、最後に「My・・・の視点」というものを紹介している。たとえば、「My Opinion」、つまり、「誰かがそういうから」ではなく、「私はこう思う」という意見を持つよう仕向けること。あるいは、「My Organization」、つまり、「組織体制上、私は末端にいるから・・・」ではなく、「私の仕事を遂行する上では、マーケティングの分野では●●さん、ものづくりの分野では●●さん、資金調達は・・・」と考えていくと、自分をピラミッドの頂点とした組織図が出来上がる。この意識をいかに持つかが、主体性を引き出す上で重要なことである。仕事はいかに自分がコントロールしている感覚を持てるかによって、得られるものが大きく変わる。上記の点を折に触れ思い起こしていきたい。(千)