- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532110956
作品紹介・あらすじ
月次決算は商法などの法律に基づいて主に年1回行われる決算と異なり、経営管理のために月々行われる決算です。経営実行のスピードアップを図るために欠かせない月次決算の実務上のポイントを、経理・財務の第一人者がやさしく解説します。上場企業を対象にした四半期決算の開示義務化などで、月次決算の重要性はますます高まっています。月次決算とM&Aとの関係や、利益向上に結びつけるにはどうすべきかなど、今日的な話題もフォローしています。日次決算を学べば、月次決算にもすぐ応用できます。
感想・レビュー・書評
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編集者時代
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予算管理の話。目標と実績の差異について、
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信越化学工業で長く財務畑を歩んできた有名である著者が、月次決算について解説。
ちょっと読みづらい。 -
制度会計の補完として、あるいは管理会計の機動性を高めるものとして月次決算について多角的な観点から導入や実践のノウハウを解説しております。事業部門と経理財務部門とのそれぞれの月次決算に関する役割や連携についても、実務に精通した著者ならでは懇切丁寧な解説は一読の価値ありです。ただ、平易に書かれているとはいえ話が散漫して全体的に読み易いとはいえないのがちょっと残念ですね。
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信越化学工業出身の経済、経営評論家。超有名な先生の本です。
この本で紹介されているのは大きな会社の月次決算の方法。
月次決算とは何か、どうやって進めるのか、どう生かすのか…
大きな会社では経理部だけではなく、各部署の協力が必要となります。
そして、月次決算だけではなく、必要となるのは週次決算、日次決算。
週報や日報などを経営に生かすということも重要となります。
この本は中小企業、特に小売りやサービス業にはあまり役に立たないかもしれません。
大きな会社、特に製造業系では多く役に立つと思います。
でも月次決算という考え方は中小企業においても非常に重要です。
そして予算や計画も重要。
予算や計画がなく、月次の試算表のみ確認しても月次決算の効果はあまりありません。
比較するものがないと、良かったのか悪かったのか…という検証もできないからです。
月次決算の目的はPDCAサイクルによる検証と、次なるうち手やアクションプランの検討にあります。
中小企業でも、月次や週次、日次で検証することが大切なのです。