キャリアデザイン入門 2 専門力編

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532110970

感想・レビュー・書評

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  • 8/10-16
    キャリアデザイン入門 専門力編

    P38まずは「型」を習得する
    見習い 弟子入りするのが手っ取り早い
    本決め 本決めするということは決めた道以外は全て捨てるということ 結婚相手を決めるのと同じ
    開花 型に自分のアレンジを加える→価値が生まれる 社会活動をすること 社外に勉強の機会がある
    無心 自分の仕事が社会的にどのような意味があるものなのかについてリアリティを持っていること
    職種の枠を超え、自分にしかできないことで社会的に負託された使命を果たすだけ

    P64 基礎力を身につけた後の読書術 調べながら読む 一度に集中的に読む つまり使うための勉強
    アウトプットを前提とした読書
    講演会に行く

    P69 その世界の常識を知っていなければ死を意味する
    毎日自分の専門分野に該当する情報には必ず目を通す

    P71 コンセプトの創造

    P78 技術を形式知化し資産化する

    P91 一般教養の価値 一般教養が豊かだと発想に広がりが出る また概念的な思考力も高まる

    P100 個人ブランドと人的ネットワーク
    個人ブランドができるのは開花の段階から
    →★個人ブランドはどのように作るのか?

    P115 昇進することがキャリアの成功ではない
    出世を優先することでやりたいこともやらずリスク回避し 手柄をあげることに熱心になるというのでは本当についてくる人はいない

    P117 40歳を迎える頃までが勝負時
    40歳をすぎたらもう弱みは直らない

    -40歳以降→今後読む

  • キャリアデザインにあたっては、キャリア形成初期に基礎力をつけることが重要と説かれたのが前書。今回は登る山の決め方、すなわち何をキャリアのコアにするかについて解説されている。

    当社でも40歳を過ぎてもローテーションによって動かされている方が少なくない。勿論、悪い面だけではないが、社外でも通用するという人材はどれほど養成出来るのだろうか。終身雇用が前提であるから今は心配要らないかもしれないが…。

  • キャリアの後半の話なので、30歳のいまの自分には十分に理解しきれなかった。今後ふとした時に思い出して納得するものかもしれない。
    プロになるための学習方法やプロセスが紹介されているのは参考になった。
    「プロは知らなかったでは済まされない」というのも、今後自分が学んでいく上での大切なフレーズになりうる。

  •  以前読んだ本の続編。今回はキャリアの後期に重きをおいているので、ちょっと想像しにくいところが多かったけど、キャリアデザインをすることが人生の後半により大きな影響を与えることが分かった。
     『上の立場に立つ人とそうでない人とで、最も違うのは問題解決ができるか、適切な判断ができるかということ~』という部分がいちばん印象に残った。自らがプロになる分野を定め、その階段をのぼり続けることで上の立場に力が養われる。要は、自分の適性が見極められないからといって、いつまでもボヤボヤしてちゃいけないんだろうな。不安は絶対にあるから、不安を感じながらも選択をすることが大事なんだと思う。

  • 40歳以降のキャリアについての本。

    ・プロ意識の構造
    自己概念(自分はこうありたいという自覚)
    専門技術(専門性についての自覚)
    他者認知(他者からどうみられているかの自覚)
    ・プロ意識を向上させる経験
    ①退路を断つ。もしくは断たれる
    人は追い込まれた状況にプロ意識を向上させることがある。
    腹決めなくして優れたプロにはなれない。転籍や未昇進などもプラスに転化してプロ意識の向上に結び付けられることがある。
    ②ささやかな成功体験
    こだわって取り組んだ仕事が良い結果を導き出すとプロ意識向上の歯車が回りだす。
    ③視界の変化
    ラインからスタッフへの異動や海外、地方への転勤、関連会社への出向、まったく資本関係がない会社や官庁への出向、留学などさまざまなバリエーションがある。今までの仕事を客観的に見直すよい機会になる。起業のトップに上り詰めた人はリーダーシップを磨くきっかけとなった出来事として、この視界の変化を挙げる人が多い
    ④一流のものとの接触
    とてもかなわないような一流の仕事や人物に触れること。

    ・プロの学習機会は圧倒的に社外にある。自ら求めない限り得られない。会社はそのような行動を認める・許すにすぎない。
    ・40歳は基礎力を完成させて卒業する年齢。
    このころまでに身につけておかないと後には身に付かない。

  • 基礎力編と比べると、少し雑ぱくな印象が否めませんが、それでも各ステージ別の分析は、それなりに整理されているように感じました。

    ただし、師弟を説くところは面白く読みました。特に「師弟関係の成立というプロセスなくして、真の創造活動は行われない。」「師は、自分が一人前になっても、さらに高い厳しい目標を提示してくる。一般に師は要望性が高い。」など。

    他に、興味深かった記述。
    ・吸収する学習から考える学習へ
    ・5つの考えるスタイル(読む、書く、話す、描く、歩く)
    ・「できること」「やりたいこと」「やる価値を感じること」の全てを満たす山を探す。
    ・流動性知能のピークは53歳、結晶性知能のピークは、60歳。
    ・少しやり残したことがあるくらいが最高の人生かもしれない。
    ・歳を重ねれば重ねるほど、職務経歴書は短くなるはず。

  • ”40歳本の一冊として。
    ---
    T:
    P:
    O:
    ---
    <読書メモ>”

  • 105円購入2013-06-23

  • 再読。自分の位置を知る、考えるために定期的に読みたい本。

  • 焦ったけど、この時期に読めて良かった

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著者プロフィール

リクルートワークス研究所アドバイザー。株式会社職業能力研究所 代表取締役
1983年一橋大学経済学部卒業。同年株式会社リクルート(現 株式会社リクルートホールディングス)入社。人材総合サービス事業部企画室長、地域活性事業部長などを経て1999年にリクルートワークス研究所を立ち上げ、所長に就任。2010年~2012年内閣府参与を兼任(菅内閣、野田内閣)。2011年専門役員就任。2012年人材サービス産業協議会理事就任。専門は、人材マネジメント、労働政策、キャリア論。

「2023年 『一人ひとりを幸せにする 支援と配慮のマネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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