経営史 第2版

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 90
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532112189

作品紹介・あらすじ

本書では、経営システムの変遷を、イギリスで興った産業革命、アメリカを舞台とする大企業の時代、日本をはじめとする各国による戦後の大競争時代という3つの時代区分でたどる。それぞれの時代に繁栄した企業が、どのような背景を持ち、いかにして時代に適応したのかを解き明かす。経済の高度化・グローバル化の進展や、行き過ぎた金融資本主義への反省などをふまえ新版化した。

感想・レビュー・書評

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  • 必要スピードの短縮とコストの縮小が産業発達の要。

  • 経営史を学べるし、その応用を考えるヒントにも

  • 時代の流れ、消費者ニーズを捉えた企業が生き残れる。
    フォードとGMの逆転劇が、特にそれを象徴していたように思う。

    また、製品に消費者が望まない過度な機能を付加することの無意味さも教えられた。


    破壊的イノベーションのため、ベンチャーを育成していく意義も、感じることができた。

  • 経営史半分、経営学半分。接続詞や表現が読みづらい部分もあるが、入門書として広く浅く近現代の経営史を学べる。

  • テスト勉強のため。

  • 第一次産業革命から現在までの歴史について書かれている。
    第一次産業革命からの経営の流れをざっくりと知っておきたくて読んだが、非常にコンパクトに分かりやすく書かれている。

    歴史を見ると、常に製造業での発展をベースに世界の中で覇権争いが起こっていて、また経済の成長を牽引してきた。そういう意味では、現在の経済環境は「IT」という知的創造の中で主導権争いが繰り広げられており、歴史的に見ても異質な時代との印象を持った。現代は歴史的に見ても、大きな転換点なのかもしれないなぁ。

  • 東インド会社の設立からグローバル化によるメガコンペティションの時代まで、経営に関わる歴史の概観が書かれた本。

    イギリスの産業革命の仔細な進行や特徴、アメリカの工業化と大企業社会化、日本の台頭、エレクトロニクス革命、などが主なトピック。
    時々、変な日本語を見かけることはあったが、大体は分かりやすかったし、授業を受ける前の予備知識程度には役立つ。

    ただ、色々と経営学の専門用語が飛び交っていたので、経営学の基礎を勉強してからの方が良いかもしれない。

  • 第一次産業革命:英国:綿織物、機械化とインフラ第二次産業革命:米国:石油、電気、大企業 第三次産業革命?:エレクトロニクスとグローバリゼーション この流れに沿って、経営組織としての会社の考え方の変化と合わせて平明に記述されている。南海泡沫事件って何だったかな、とか、チャンドラーモデルとか、デュポンによる事業部制とか、忘れかけていた知識を思い出すとともに、大きな流れがストレスなく復習できる良い本だと思う。

  • 試験勉強のために読んだ一冊。

  • 愚か者は経験に学び、私は歴史に学ぶ。
    日本企業はコスト、品質だけでなく納期も守った。
    20世紀初頭のアメリカ最大の富豪はロックフェラー。
    イギリスやアメリカでは日本のような財閥に相当するものはなかったひとつの事業を核に事業を様々な分野に拡大していくことはなぜイギリスやアメリカで起きなかったのか?

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著者プロフィール

明治大学名誉教授

「2020年 『ケースブック アメリカ経営史〔新版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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