フィンテック (日経文庫)

著者 :
  • 日本経済新聞出版
3.68
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本棚登録 : 428
レビュー : 45
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532113605

作品紹介・あらすじ

ブロックチェーン、レンディング、PFM、
API、仮想通貨、クラウド会計、トークナイゼーション
ロボアドバイザー、アグリゲーション、インステック……
この1冊ですべてがわかる!

既存金融機関は「イノベーションのジレンマ」を脱することができるか?
新時代を生き残るための必須知識!


本書の内容
話題のフィンテックについて、その全体像をわかりやすく解説。
なぜ注目を集めているのか、これからの金融ビジネスにどのような影響を与えるのか、
新技術の概要や規制のあり方についてなど、幅広くまとめました。

進化に沿って解説
本書ではフィンテック1.0から4.0まで、その進化の段階に沿って整理しています。
これからどんな競争が引き起こされ、金融全般のビジネスモデルがどう変わっていくのかが
理解しやすい構成になっています。

こんな人におすすめです
金融関係者はもちろん、新規参入を目指すベンチャー企業、
金融システムを提供するITベンダー、
規制について考える政府や行政機関の方々におすすめです。

第一人者が執筆
著者の所属する野村総合研究所は、アメリカンバンカー誌が選ぶ「フィンテックランキング」
トップ10に入る先端企業。
著者は、金融領域でのITイノベーション戦略立案に従事し、
経産省「FinTech研究会」メンバーも務める第一人者です。

感想・レビュー・書評

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  • フィンテック入門書。2016年の作品ですが、当時はまだモバイルペイメントも今ほど広まっておらず、ブロックチェーン、ビットコインなど新しい技術への期待が高まりつつあった時期と記憶しています。本書はそういう状況における入門書。当時の状況がよく整理されていると思います。イノベーションのジレンマと照らし合わせながらの解説がわかりやすかった。
    あれから4年。ビットコインはちょっと躓いた一方で、モバイルペイメントが拡大、仮想通貨で先手を打とうする動きが顕在化しています。この世界の動きの速さを実感します。

  • 20200628
    フィンテックの概念と、金融機関または金融機関に限らず、フィンテックが与えるインパクトについて概観できる書籍。
    フィンテック1.0から4.0まで既存金融機関をアンバンドリングしながら、色々なサービスにまで波及して繋げていくテクノロジーには好奇心が刺激される。カスタマーエクスペリエンス×テクノロジーの視点で、自身の手掛ける領域を変革させていきたい。

    //メモ//
    フィンテック知識を概観するために簡単に読む
    野村総合研究所はフィンテック先進企業であるので、しっかりとした流れを俯瞰するにはちょうど良い

    低価格で便利
    金融包摂

    デジタル化
    ①お金そのもの
    ②情報
    ③チャネル
    ④人とのつながり

    金融での応用(トラディショナル)
    ①KYC
    ②トークナイゼーション
    ・FIDOアライアンス→パスワードを無くす技術
    ③モバイルペイメント
    →エムペサ、リブラ
    ④PFM パーソナルフィナンシャルマネジメント
    ⑤P2Pレンディング
    ⑥ロボアドバイザー
    ⑦ライフログなど、情報の活用
    ⑧決済サービス(トランザクションレンディング、ファクタリング)
    ⑨インステック

    ・イノベーションのジレンマを既存金融機関は乗り越えられるか→RPV理論
    ・利用者保護をどう設計するか

    ・APIエコノミー
    ①参照系と実行系

  • アメリカとは世の中の移り変わりのスピードが違う。ミレニアム世代が牽引したフィンテック。そして高齢者が主流のままの日本。これは経済成長せんわ。アメリカは新興企業が産まれすぎ。羨ましい。

  • テクノロジーの進化を全体感を持って捉えれた。fintech1.0〜4.0まで。あとがきが秀逸。著者の柏木さんがfintechに興味を持ち始めた当初の業界関係者からのネガティブコメント。イノベーションのジレンマ。危機感とワクワク感を持って自分も発信をしていきたい。

  • 今更の同書の内容...。めっちゃ分かりやすい。同書発刊から4年が経過しているので時代遅れではあるが、基礎知識のインプットとしては有用。この領域が進むにつれて、失業者が増大するのだろう。人が人のためにできる仕事が精査される...。

  • わかりやすかったし、幅広く紹介してくれていて楽しかった。執筆時と現在とでもすでに大きく変わってる部分もあるし、テクノロジーの進むスピードは早く、追いついていかないと。

  • Fintechの概要、著者の予測が分かりやすく書かれている。教科書的一冊だと思います。

  • わかりやすい!

  • この本は、最近話題になっているフィンテックを取り扱った本で、本場アメリカで最新のフィンテックがどのようになっているのかという点が中心となっています。

    この本によれば、フィンテックは、
     1・0 金融の効率化
     2・0 既存金融の破壊
     3・0 APIの増加
     4・0 金融の再統合
    という流れで来ています。

    この本を読んだ限り、日本では、現状1・0あたりと言った感じで、法的規制による大企業保護の風潮もあり、特に銀行・保険業では2・0には進みそうにありません。
    証券業はネット専業証券等の隆盛によりフィンテック化も進んでいる感じはします。

    ただ、本来的なフィンテックでは、金融サービスや商取引を含む経済活動全般でノンストップに使われるのがベストであるのだと思う。
    例えば、店に買い物に行けば、ポイントカードはスマホアプリ、ホームページで配布されていた割引チケットをかざして、支払いは電子マネーとか、医者に行けば順番が来そうになればメールが来て、支払いはスマホで電子マネー、スマホがお薬手帳も兼ねていて、診察料金は1年まとめて確定申告に流し込めるとか、、

    フィンテックは話題にはなっているものの、日本で普及するためには、TPPなりアメリカからの外圧で法規制が緩和されない限り、この本で書かれているフィンテック4・0とかは無理そうだ。
    そういう点で、この本は、フィンテックの最先端を知るにはいい本でしたが、日本でそれが実現しこの知識が役に立つのかは残念ながら微妙である。

  • FinTechの概略をさらっと抑える為に読んだ

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著者プロフィール

野村総合研究所 上級研究員
1972年福岡生まれ。96年東京大学経済学部経済学科卒業後、野村総合研究所入社。マーケティング、経済学、ITなどの分野にくわしい。2015年10月より経産省「FinTech研究会」のメンバー

「2016年 『フィンテック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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