パワーハラスメント〈第2版〉 (日経文庫)

  • 日本経済新聞出版社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532113971

作品紹介・あらすじ

どうすれば問題なく“指導"ができるのか?

上司など有利な地位にある者が行ういじめ・嫌がらせ、パワーハラスメント(パワハラ)が職場で大きな問題となっています。厚生労働者は「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」を開催し、2018年3月、報告書をまとめました。今後、ガイドラインの策定などを通じ、国の規制が強化されることが予想され、企業はいっそうの対策を迫られます。

何がパワハラで、何がパワハラでないのか? どうすればパワハラにならず、部下を指導できるのか? 言葉遣いや仕草の注意点、適切なコミュニケーションの取り方などを実践的に紹介。ケーススタディを豊富に入れ、企業現場の実態に基づいて解説します。LGBT(性的マイノリティー)への配慮など、職場で問題となる様々なハラスメントへの対応も取り上げます。

感想・レビュー・書評

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  • 目立つ帯で平積みされていたため購入。自分も組織の一員として働いていて、上司や先輩から注意や指導もされながらやっている。パワハラみたいなことが全くなかったかと言われれば多少はあったのかもしれないが、本書でも述べているように線引きは難しいし、今となっては環境も違うし、そもそも自分自身がその人たちのことを尊敬しているし。

    様々なパターンが紹介されていて、まっとうな「指導」をしていたのに部下の態度が悪くパワハラさせられるとか、上司から部下だけでなく、部下一同での無視や仲間外れなど。

    昔の人は厳しく接することしか知らず、今でもそうしてる人がいるかもしれない。特に「職人」という感じの仕事だとなかなか根強いかもしれない。けど、今後は許されない時代になっていくだろう。

    自分が今後役職がつくかどうかはわからないけど、後輩は年々増えている。まずは後輩との接し方で気をつけていきたいと思う。

  • 東2法経図・6F開架 B1/3A/1397/K

  •  このところ特にスポーツの世界でパワー・ハラスメントが問題となっている。スポーツ選手や弁護士を含めて、様々な人たちが意見を述べているが、多くの方々は、「パワー」「ハラスメント」「暴力」「指導」等の用語の定義すら混同し自分勝手な解釈から私論・我見を述べている状況は、当該問題をめぐる困難の本質を表しているように思える。本書を読んで何が「パワー・ハラスメント」なのかを考えながら責任をもって慎重に議論したい。パワーがあるからコントロールできるが、精神的肉体的暴力を伴うことは論外である。
     コメンテーターやアスリートの皆さん、ちゃんと「パワー・ハラスメント」について勉強してから、しゃべりましょう。本書の著者が番組に登場することをひそかに期待します。
     次の機会で、スポーツ界教育界も含む社会構造全体に触れて議論されることを期待して、この評価。

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著者プロフィール

1954年生まれ。中央大学卒業、早稲田大学大学院MBA。1988年新事業のコンサルティングを行う㈱総合コンサルティングオアシスを設立。90年にメンタルヘルスの研修と相談を行う㈱クオレ・シー・キューブを設立し代表取締役就任。パワーハラスメントという言葉をつくり出し、公的機関や企業への講演研修を数多くこなす一方で、職場のハラスメント防止対策プログラムの開発を行う。2011 年度厚生労働省主催「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」および「同円卓会議ワーキンググループ」メンバー。2017 年度厚労省主催「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」委員。
著書に『上司殿! それは、パワハラです』(日本経済新聞出版社)『許すな!パワー・ハラスメント』(飛鳥新社)『管理職のためのパワーハラスメント論』(共著、実業之日本社)などがある。

「2018年 『パワーハラスメント〈第2版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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