- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532147051
感想・レビュー・書評
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1.会計についてしっかり勉強したくて、理論と実践の両方を読もうと思い、この本に辿り着きました。
2.「会計なくして経営なし」という一言にまとめられると思います。経営者になる以上、資金繰りは必須の課題であり、生命線になってきます。
元々零細企業の技術屋だった著者は、若くして経営に携わり、京セラという一流企業に成長させました。
このような一流の経営者が会計に対してどんな考えでいるのか、お金をとにかく投資に回すという考えではないやり方が書かれています。
3.実践で得た言葉なので、説得力がありました。
あくまでも、質素倹約を重視する姿勢を保つことが、大事だということが身にしみてわかりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
稲盛氏の場合、ほんとうに実学かと。部門経営にいたるまでの経緯はどのようなものだったのであろうか。
アメーバー経営にて月1度PL(損益計算書)を作ってみるのもいいのでは。 -
会社経営の原理原則が平易な言葉で語られている名著。「キャッシュベースで経営する、一対一の対応を貫く、筋肉質の経営に徹する、完璧主義を貫く、ダブルチェックによって会社と人を守る、採算の向上を支える、透明な経営を行う」無借金経営よりレバレッジを効かせる経営の方が評価され場合もあるが、私はここで語られる話の方が受け入れやすい。売価還元原価法を採用する理屈だけちょっと理解が追いつかなかった。
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・土俵の真ん中で相撲を取る
⇒土壇場で解決するのではなく、万全の体制で臨む。土俵際の勝負ではダメだ。 -
財務の基礎を自力で確立されたのはスゴいです。
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理想的な道具の使い方をしていてびっくり。世の中にある数多の会社でこれだけ清く正しい会計の使い方をしている会社はいかほどあるのだろうか。
公正価値だの包括利益概念だのどんどん複雑化してる昨今の会計の中で大切なのは「何がその本質なのか」ということを改めて気づかされた。
しかし、経営者達は会計のことはわからなくても数字の不整合はすぐに見つけるから本当に感心する。 -
京セラの企業の会計について
会計が経営にとっていかに大切か
社長、従業員が会社の数字をわかっていなければだめ -
会計実務に関する内容を期待して読むような本ではないが、それでも「起業した人・しようとする人」に真っ先に読んでいただきたい会計本である。
マーケティングや営業に関する本は世にたくさんあるが、会計の本としてこれほどに経営者向けに書かれた本はまずないと思われる。
「経営者だけではなく社員全員が会社の実態を把握するために、会計・経理とはどうあるべきか」
「なぜここまで会計・経理にこだわるのか」
その答えは、この本を読み進めていくうちに必ずや出てくることであろう。 -
3/5