「鈍」な会社を「俊敏」企業に蘇らせる!

  • 日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532148751

感想・レビュー・書評

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  • 2000年に出版されたとは思えないほど、A Iなど時代を先取りしていて、その先見性に驚きです。この本を読んで実践できていれば東芝の原発事業の失敗はなかったのではと思います。

    「マインド志向組織」に徹して、未来だけを見据え、目的を達成するためのプロセスに心を砕くき、「未来を現在に引き入れる」

    「ずっとこの方法でやってきたから」というセリフは、ビジネスのやり方には無頓着だと宣言しているに等しい

    「何事も最適バランスで」全体を犠牲にして特定部分の利益だけを追い求めるという極端な行動を避ける

    「黄金の中庸」全体と部分のバランスを取る理想的な状態

    アリストテレスの善行を導く手本
    「良好な人物はいつも中庸を求めるものであり、どちらかの極端に行きすぎたり誇張したりすることを避けようとする」
    傲慢でもなければ卑下することもない
    優れてもいず劣ってるとも思わない
    ⇨成熟した心の持ち主

  • 「同じ人々が、同じ会社で、同じような行動パターンを続けていて、果たして会社を変えることができるのか」という幕開けが刺さる一冊。「V字回復の経営」からリファレンス。

    人の本能として、物事をパターン化して効率化を図る「自己組織化」という性質がある。これが人および組織の変革を妨げたり、全てが計画化されていないと動き出せない状態の要因になり得る。一方で自己組織化の性質を知り、戦略的にこれを利用することができるという、特に本書の前半部分は物凄く腹に落ちるとともに、多くの人に知って欲しいと感じました。

    上記前半部分を受け、変革することを前提に、変化の数値化や変化する目的の合意を組織的に展開する技術が淡々と、しかし分かりやすく述べられており、丁寧な構成だと感じました。

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