権力の失墜 上: 大統領たちの危機管理

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532163372

作品紹介・あらすじ

ウォーターゲート事件をうけニクソン大統領辞任後、フォード新大統領は「われわれ国民の長い悪夢は終わりを告げた」と宣言する。だが、現実はまったく違った。フォード、カーター、レーガン、ブッシュ、クリントンの5代にわたる大統領たちはいずれも、ウォーターゲート事件の教訓を生かせず、スキャンダルの嵐に巻きこまれていく。なぜ、5人の大統領は、権力の行使にあたっては全面的な説明責任を負わされている、ということがわかっていなかったのか-。ウォーターゲート事件の徹底取材でニクソン大統領を退陣に追い込んだポリティカル調査報道ジャーナリスト、ボブ・ウッドワードが、多年にわたる深層取材にもとづき描き出す、ホワイトハウスと検察官、議会、メディアとの攻防劇。

著者プロフィール

米国を代表するジャーナリスト。1943年生まれ、イェール大学卒。50年間にわたりワシントン・ポスト紙の記者、編集者を務め、ニクソンからバイデンまで歴代大統領を取材・報道しつづけている。
ウッドワードは同紙の社会部若手記者時代に、同僚のカール・バーンスタイン記者とともにウォーターゲート事件をスクープし、ニクソン大統領退陣のきっかけを作ったことで知られる。このときの二人の活動から「調査報道」というスタイルが確立され、また同紙はピュリツァー賞を受賞した。ウッドワードはその後も記者活動を続け、2002年には9.11テロに関する報道でピュリツァー賞を再度受賞。
『大統領の陰謀』『ブッシュの戦争』『FEAR 恐怖の男』『RAGE 怒り』など、共著を含めた20冊の著作すべてがノンフィクション書籍のベストセラーリスト入りを果たしている。そのうち14冊は全米№1ベストセラーとなった。現在はワシントン・ポスト紙アソシエイト・エディターの責にある。

「2021年 『PERIL(ペリル)危機』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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