桂米朝

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 51
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532164171

作品紹介・あらすじ

心底好きな落語を語って生きてこられた幸せ-入門以来55年、ひたすら笑いを追い求めて「人間国宝」となった不世出の落語家の半生。

感想・レビュー・書評

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  • 落語家でありながら、落語研究も行い地道に上方落語の復興を目指してこられた米朝師匠の自伝。

  • 上方落語復興に力を尽くした桂米朝師匠の自伝でございます。落語からうかがえる師匠の人柄に違うことない丁寧な文章と謙虚な姿勢、そして落語に対する情熱、研究心が著されております。
    エッセイはあまり読まないのですが、私がよく師匠の落語を聴いているし、上方落語は米朝さんなしには復活し得なかったと思う所が強いのと、落語ネタ小説って少ないのよね…という事情から。段々ページ少なくなっていくのが寂しかったです。先に亡くなった枝雀師匠について語るところは読んでて寂しくなりました。今度は枝雀師匠についての本も読んでみようかと思います。

    金沢に今度口上で来られるのですが、チケット買っちゃった…お年を考えると、もう来ることはないんじゃないかと思うので…私にとっての落語は米朝師匠。そのお姿をとくと拝んできます。

  • 090830

  • 米朝の自伝。必読本。

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著者プロフィール

桂 米朝(かつら・べいちょう)落語家。本名・中川清。1925(大正14)年11月6日、満州大連生まれ、兵庫県姫路市育ち。1943(昭和18)年、作家・寄席文化研究家の正岡容に師事。1947(昭和22)年、四代目桂米団治に入門、三代目桂米朝を名乗る。戦後、衰退の一途にあった上方落語の復興に尽力。途絶えていた数多くの噺を再構成して復活させ、多数の弟子を育て、サンケイホールをはじめ全国各地での独演会を成功・定着させた。上方落語四天王の一人にして中興の祖。文化勲章、重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化功労者、紫綬褒章など受章・顕彰多数。著書『米朝上方落語選(正・続)』(立風書房)、『上方落語ノート(1~4集)』(青蛙房)、『桂米朝集成(1~4巻)』(岩波書店)など。

「2013年 『米朝落語全集 増補改訂版 第一巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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