死んだらいけない: OPEN YOUR EYES
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2004年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784532164638
作品紹介・あらすじ
ベトナム、ボスニア、アフガニスタンなど戦争の悲惨さを長年にわたり直視してきた著者が、生きることの素晴らしさ、命の大切さ、子供の将来を奪う戦争の愚かさを、戦場で出会った子供たちの写真とともに語る。未発表のものを含めて約40点を収録。
感想・レビュー・書評
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OPEN YOUR EYES
こちらのタイトルが、心に刺さった。
世界のあちこちで、未だに戦争はある。
そして、弱い立場の人たちが犠牲になっている。
とくに、幼い子供たちの姿はとてもつらくて見られない。
かつて沖縄は戦場だった。
その時に著者はその地にいなかったことが、
ずっと心に引っかかっていたのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦争は本当に悲惨だ。
写真を見ているだけでもかなりブルーになる。
生きててよかった。何の名誉よりも生きているkとが大切なのだ。
いつの時代になっても世界のどこかで戦争は続いている。
人間が発明した兵器は人間の精神と体を簡単に破壊してしまう。 -
いじめられてるコへのメッセージ?本屋でみかけてから結構長い間読んで見たかった。彼の個人史は知ってるしでもやりたいことをやって生きるのは難しいけどやらないで生きるのはつまらない。といっている。『命どう宝』という思いを大切にしてるのが沖縄人の彼らしい。彼の写真からは生きることは幸せと信じてる子供たち、そして彼の力が伝わってくる。たくましく生きようとする兵士や子供たちの姿から子供たちが新しい世界をみつけられるのでは。いじめが嫌なら学校をやめればいい。命のほうが学校より大切。と言い切る彼。今日本では命より大切なものなんかないっていうことを忘れられてるんじゃないかって思ってしまった…。生きるのは自分がやりたいことをやりたいから、愛する人がいるから。彼自身やりたいことをやってきてまだ生きることを楽しみたいという思いが伝わってくる。とにかく、あきらめずに。生きること(悲しみや楽しみを経験すること、)そういうことが大切なんだ。とってもシンプル。そして生きることが大切だってことを本当に自分で体感したくなる。ああしたかったこうしたかったと言っても遅い。戦場にいて人間らしさを失うように見える兵士だけれど家族もいて優しい一面もある。戦争がにくいと言っている。その戦争をすこしはなれると忘れたりなれたりする自分を腹立たしく思ったり人の悲しみに自分も涙したいと言ってる。
とにかく命が大切という基本的なところをしっかりと信じていないと戦争の報道は出来ないだろう。生きること、それ自体がすばらしい。人を愛して愛されてご飯を食べて泣いて笑ってけんかして。時間は財産で、今から新しく経験することの中に人生がある、新しい可能性がある未来を考えると楽しくなり厳しいことをするほうがよい。前へ進むためには決断をして行動をとらねば。自分の望むことをするために苦労するのであれば1日1日がんばれるだろう。シンプルだけれど力強い本。