子供の強みを見つけよう 家庭と学校で才能を発見し、伸ばし、使う方法
- 日本経済新聞出版社 (2009年7月23日発売)


- 本 ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532167035
感想・レビュー・書評
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強みを導く側の指南書。
細かいテクニカルなことはさておき、これを読んでから子供と向き合う人と
そうでない人では子供の成長の仕方が確実に異なってくると思う。
子供が自身の才能に気付き、大人になってからもそれが発揮されるのは
きちんとそれが育つ場所があったからだ。
どちらかと言えば、努力はその後に加わるものかもしれない。
子供の教育に関わる人には目を通してもらいたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ストレングスファインダーの著者がこの本の序文を書いているので、読んでみた。
今の教育は「弱み」ばかり気にしてばかりだが、「強み」を引き出す教育が重要。
教師は自分が簡単に習得してしまった得意な教科・科目を教えることが多い。
生徒がつまづくことが理解できないので不適格。
学習のヒエラレルキーが浸透しているため、優秀な生徒の選抜が終わっている
私立学校こそ教師にとって一番楽な職場。生徒の選抜が既に終わっているから。
→「鷲の卵を温めれば鷲の雛がかえる」
マルチプル・インテリジェンス(多重知能)理論は1970年にアメリカの
ガードナーが唱えた。
1.言語・会話的知能、2.論理・数学、・3.視覚・空間的知能、
4.身体・運動的知能、5.音楽・リズム的知能、6.対人的的知能
7.内省的(価値観・態度)知能、8.自然主義的(分類化・階層化)知能
これらを好みや求められる仕事に応じて使い分ける。
子供の強みは親が与えるのではなく、
実りの多い活動を体験させ、どんな気持ちがする考える機会を与えることが大切。
強み=個性的な資質と将来有望な分野を結びつける「電線」
元気が出て、自分を力強く感じることができる活動
訓練により「才能」に変わるものではない
「好き」より深い
子が小学生になったら、P.299の強みの目録を計る
お助けテストにトライしてみよう。
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