いま戦争と平和を語る

著者 :
制作 : 井上 亮 
  • 日本経済新聞出版
3.42
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本棚登録 : 39
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532167479

作品紹介・あらすじ

戦争を体験していない世代へ。大切なのはリアリズムと常識。歴史を知ることは「日本人」を知ること。

感想・レビュー・書評

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  • 半藤さんによる対談の本の中でも、奔放な発言が目立つ印象。編者の「戦後は平和主義でなく厭戦主義ではなかったか」という問い掛けは1つのポイント。結果日本人は、戦争を繰り返すことは無かったが、同時に先の戦争と向き合う事からも逃げ、その弊害として、学校では近代史を教えられる事もなく、本当の平和(それは軍隊とは何かを知る事でもある)の意味を考えられない国民を生み出してしまった。本書はそんな昨今の風潮に対して、語りかけている。

  • 戦争について知っていこう、という思いでこの本を手にしました。
    半藤さんの本は大学生の頃に『昭和史 戦前編』を読んだ記憶があります。

    だんだんと先の大戦を経験した人が減っていき、歴史を語る人がいない、歴史を知る人がいないというような状況はあってはならないことだと思います。引用にも記しましたが、まさに未来のために歴史をしっかり見つめる必要があると思います。

    繰り返しになるかもしれませんが、これからは戦争を語る人が減っていきます。戦争を後世に伝えていくことが大切なことだと思うので、戦争について、平和についていろいろなところから知識や経験を吸収したいと思いました。

  • 2013/5月
    歴史を知らなければ、と思う今日この頃。どこからつまんでどうしたらいいのやら。
    結局昭和史ってまともに聞いたことないかも。
    半藤さんは戦時中を過ごしたひとであり、その後のジャーナリストとしての客観性を持ち合わせており、俯瞰するには良いかも。
    でもこれを読んで分かったことは、もっと色々読もうということ。

  • 【読書】昭和史研究家の半藤一利氏。歴史を学ぶことは年号をただ覚えるだけではない。歴史はあくまで人間が作るもの。危機に直面したちに日本人はどのような選択をするのか、どういものの考えをするのか、日本人とはどういうものなのか、昭和史を学ぶ中で見えてくる。そういう事例、教訓は必ず現代にも応用できる。また、海外に出たときに自国の歴史を知らないのは恥ずかしいことだ。

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著者プロフィール

半藤 一利(はんどう かずとし)
1930年、東京府東京市向島区(現在の東京都墨田区)生まれ。東京大学文学部国文科卒業後、文藝春秋新社に入社。編集者として活動しながら匿名記事も記す。1965年に大宅壮一の名義を借りて『日本のいちばん長い日』を執筆、発行。『漫画読本』『増刊文藝春秋』『週刊文春』『文藝春秋』編集長を歴任。1995年に文藝春秋を退社してから作家・評論活動専任となる。
1993年『漱石先生ぞな、もし』で新田次郎文学賞、1998年『ノモンハンの夏』で山本七平賞、2006年『昭和史』で毎日出版文化賞特別賞をそれぞれ受賞。2009年の語りおろし『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』はベストセラーとなった。
妻の半藤末利子は、松岡譲と、夏目漱石の長女・筆子の四女で、夏目漱石が義祖父にあたる。

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