批評を考える。: 自我作古

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532167769

作品紹介・あらすじ

マスメディアの存在意義はどこにある!?腐食する社会に抗して、袋叩きにされても言わなくてはならない覚悟はあるのか。『週刊金曜日』長期連載・待望の単行本化第2弾。新聞、雑誌、テレビの最前線で誠実に発言し、批判に応えてきた著者渾身のジャーナリズム論。

感想・レビュー・書評

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  • 批評とは何か?

  • ジャーナリストとしての、伝えたい熱意と、伝わらないもどかしさ、メディアの抱える矛盾に悩み、それでも伝えていこうとする姿がうかがえる。
    各話の端々のいろいろな人から、この国に対する絶望感や、官の横暴への憤りを見ることができる。阪神淡路大震災から沖縄から原発まで既視感覚えまくりで、日本は進歩してないんじゃないかとか、筑紫さんが生きていたら、“今”をどう言葉にしてくれるだろう、とか思いながら読んだ。
    なかなか読み進まなかったのは上の理由や、筑紫さんってどうにも取っつきにくかったなあと思ってたことではなくて、単に文字量が多かっただけだと思いたいw

  • 2011/01/19TSUTAYAで発見

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著者プロフィール

1935年大分県生まれ。朝日新聞社で米軍統治下の沖縄特派員、ワシントン特派員等を務め現在TBSテレビ系キャスター編集長。

「2010年 『戦争を平和にかえる法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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