- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532167882
感想・レビュー・書評
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「日本石巡礼」の世界版。1年間で世界40カ国を旅して石を撮った。
各地で出会った石には、日本と同じく名前があり、伝承があり、御利益があった。2009年4月1日、下関からスタート、釜山の「月出山」へ向かい、最後、ニュ-ジーランドの南島で終わる。
ラオスのジャール平原にある巨大な「石の壺」 高さ1.5m 1994年に考古学者・新田栄治氏らの調査では「棺桶」だったのではということだ。酒壺説、米壺説もある。 500個以上もが点在している。かつて1944-75年のインドシナ戦争ではアメリカ軍とラオス国軍はこの地に7500トンもの爆弾を投下。現在もこの爆弾による穴が平原のあちこちにあるという。
2011.5.18第1版第1刷 図書館 -
世界各国の信仰を集めた巨岩・奇石の数々が写真で拝める。
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著者のバイタリティーと巨石への熱い思い(何時間も悪路をバスに揺られたり雪の中をチェーン無しの車で走った挙句徒歩で強行した後でなお、「石を目にすると胸が踊った」などと言えるのだから!)がいい感じ。写真はさすがにプロのもの。完璧なんだけどちょっと綺麗すぎかなぁなどと言ってみる。
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2011-5-28
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あまり巨石に馴染みがないのでピンと来るまでに時間がかかってしまったが、ガウディのくだりで、ああそうか、この人たちにとってはいつもの暮らしの風景に巨石があり、そうなると原風景・信仰などの形で生活や人格に紐付いているのだなとわかり、富士山みたいなものとひとまず理解しました。
祖父の遺本で、コロンビアの巨石のページに印がつけてあり、たぶん行く気だったのだろうなあ。 -
写真がよかったです。
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企画は悪くないのだが、紀行文が冗長で、もっと写真を見たいという思い。
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写真からだけでも伝わってくる圧倒的な自然。人がそこに神性を感じるのは当然と思える。付随する文章は個人の意見になってしまって、どうしても書き手のフィルターを通すことになる。なので、本文はほとんど読みませんでした。
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資料ID:W0163588
請求記号:202.5||Su 13
配架場所: 本館1F電動書架A
世界各地の巨石や奇岩などを、端的な文書とともにめぐる本。
巨大な石って、それだけで神秘的ですよね。(S)