- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532169268
感想・レビュー・書評
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一人10頁ぐらいのインタビュー集。
寝る前に2~3人分読んでって感じで読了しました。
その物理的な制約から、さらっと読めてしまいますが、
肩の力を抜いて読むのに丁度いい感じです。
個人的には、伊集院静さんと高井研さんのインタビューが
良かったですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
366.2
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一番正しい答えでなくても、今はそれでやっていく、でいいや。
他の人が行かない細い道だから行く。
道は一つではない。
うまくいかないことこそが仕事。
仕事とは生きること。合わないものと知るべき。
研究がちゃんと認められていく過程って面白いんですよ。
誰もやれない分野を切り開くことだけが研究者の存在意義。安易な道からは大成功はない。リスクを取らなければゲインはない。 -
2014年4月刊。インタビュー本。テーマは「仕事の中で感じる小さな幸せ」。『ビブリア古書堂の事件手帖』の著者である三上延さんのインタビューが読めるのは貴重かも。
◆【引用メモ】さまざまな方の仕事に関するインタビューを一冊にまとめるにあたっては、『仕事の小さな幸福』というのが今の時代の働く現場になじむように感じる……と、最終的にこうした題名を選んだ理由は、取材を続けてきたなかでは「小さな幸福」こそ、日常業務の継続に欠かせないところなのではないかな、と感じるに至ったからだ。(p.3 はじめに) -
一番印象に残ったのは、地球生物学者の高井研さん。
「世の中は本当に気合いの入った一生懸命なやつを捨ててはおきません」「ほんとうに大切なことをやろうとしている人をどこかで見てくれている人もいます」
という言葉。
「前もって予防線を引くやつを殴りたくなる」というのも納得。