渋沢栄一の経営教室: Sクラス

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 102
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532169343

作品紹介・あらすじ

500社の日本企業の起業に関わり、ドラッカーに影響を与えた"あの人"と、僕は出会った-。さあ、人生と富の話をしよう。

感想・レビュー・書評

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  • 渋沢栄一が郷里の血洗島(深谷市)の豪農の子から、京都で一橋家の家臣となり、パリ万博の使節団などでヨーロッパの経済と文化に触れ、帰国後の明治政府での新政府の組織づくりを経て、野に下ろうとするまで、主人公がタイムスリップして共体験し、本人に師事したシブサワ・スピリットをもって、2014年から2058年までの企業活動や人間関係を振り返るというストーリー。
    渋沢栄一のスーパーマン的活躍とその精神がどのように培われたのかが紹介されている一方で、それに学び、活かした主人公の苦難のサクセス・ストーリーということで、面白くかつ勉強になる。
    ただ、教えとしては基本的な部分だけだろうし、小説としても都合よく時間が飛びすぎている感じがした。
    14-132

  • 現代の高校生が幕末にタイムスリップし、渋沢栄一のもとで彼の思想・哲学を学び、その経験を現在に生かす、というストーリー。
    目の付け所は面白いですし、小学生・中学生にも分かりやすく書かれていると思いますが、「主人公が渋沢の思想をどのように消化して起業したのか」というところだけでなく「具体的に経営でどのような苦労があり、どのような手を打ったのか」というところにも、もう少し厚い記述があると「リアリティ」が感じられたかな、と思います。
    オープンまでに苦労した点についてはエピソードもありましたが、チェーン化や経営拡大などの過程は描かれず、「〇年後」という展開だったのは少し残念。

    渋沢の信念の価値(素晴らしさ)に主人公が心酔している様子がよく伝わりますから、予備知識0、という人がまずきっかけとして読む本としてはオススメ出来ると思いますが、昨今出版の多い渋沢関連書籍をいくつか読んでからこの作品に触れると、やや物足りなさを感じるかもしれません。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00568758

    ドラッカーも絶賛する日本資本主義の父・渋沢栄一の生きた時代にタイムスリップした16歳の高校生が、現代に戻り「21世紀の渋沢」になる。渋沢の直弟子となり夢を掴んだ少年のドラマを通じ、その哲学が身につく起業物語。

    ベストセラーシリーズ『天国の本屋』著者の田中氏と、有名番組を数多く手がけた脚本家の香取氏がタッグを組み、渋沢栄一の世界を描き出します。(出版社HPより)

  • 次の大河が渋沢栄一だと言うので、一番分かりやすそうな本を選んでみた。
     SF仕立てで、とてもわかりやすく親しみやすい。
    私も、シブちゃんと一緒に渋沢栄一の歴史を辿っているようだった。

  • 経済や経営の本はまず数式とかが出てきてとっつきにくいが、この本は表紙の絵や章組みからして気安く読めそうだったので選びました。

    請求記号:913.6/Sh21

  • 沖縄→東京で一気読み。むっちゃくちゃなファンタジーでむっちゃくちゃなサクセスストーリーだけど、こういうの嫌いじゃない。『論語と算盤』もっかい読むか。

  • 渋沢栄一の生い立ちや功績も分かるし、渋沢栄一の経営理念も分かるし、突拍子も無いストーリー構成も面白い。一気読みでした。

  • 印象に残ったこと

    社会の利益になるか
    自分が心からやりたいことか
    事業として成り立つか

    当てはまるなら挑戦するだけ
    行動するだけ

  • 渋沢栄一を知るには、良い本でした。

  • 4〜5

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著者プロフィール

脚本家・作家。日本放送作家協会理事。
1942年東京生まれ。東京外国語大学ロシア科卒。NHK(報道、ドラマ)をへて作家・脚本家に。ドラマ脚本に『山河燃ゆ』(NHK大河ドラマ:共同脚本)、『私生活』(NHK:短編ドラマシリーズ)、『静寂の声』(テレビ朝日系)、『さすらい刑事』(テレビ朝日)、『あゝ専業主夫』(TBS系)など。

「2019年 『渋沢栄一 人生とお金の教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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