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- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532169374
作品紹介・あらすじ
人生と隣あった文学に気づかされること。窓辺に仕事机を据えて、言葉が聴こえてくるのを待つ。耳を澄ますようにして本を読む。生活に裏打ちされた文章について綴った百篇を超える"決定的瞬間"。作家生活三十年を編む、待望のエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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ここのところ、佐伯一麦の日記とか、エッセイにはまっている。
「とりどりの円を描く」は本の紹介を集めた本だが、書評というには短い、新聞を読む読者に向けて小さなエピソードと、作家の考えが過不足なくつづられていて読みやすい。いつから、こんなふうに穏やかで落ち着いた文章を書くようになったのか。老成した作家然としている落ち着きように少しいやみだと感じないわけでもない。
ブログに書いたので、そちらもお読みください。
https://www.freeml.com/bl/12798349/1043543/ -
表紙の絵がいいな、と思ったら正平さんだった。
手元にある松田正平展の図録に「農夫」があった。
どうして表紙にと思いながら読んでいると、31の文章で宮城県美術館の洲之内徹つながりで納得。
正平さんの絵はほんとうに好きだ。
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