29歳

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
3.13
  • (7)
  • (57)
  • (103)
  • (25)
  • (10)
本棚登録 : 459
感想 : 87
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532170875

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • "「本作り」を目指して会社を辞めた書店アルバイト(『私の人生は56億7000万年』)。地元大阪の実家で暮らす電機設備会社社員(『ハワイへ行きたい』)。友人の夢に乗りアジアに旅立つファッションビル営業職(『絵葉書』)。小三の男の子が家に遊びに来る老舗企業の一般事務職(『ひばな。はなび。』)。妻子あるエグゼクティブと関係を続ける財閥系企業秘書(『雪の夜のビターココア』)。主婦を夢見る中途採用の同族経営会社社長秘書(『クーデター、やってみないか?』)。猫とふたり暮らしのデパート園芸売り場店員(『パキラのコップ』)。IT企業サポートセンター勤務の派遣社員(『憧憬☆カトマンズ』)。29歳独身女性8人の“等身大”の物語。"

    よくもなく、悪くもなく。『パキラのコップ』だけ、転結の部分が馴染めなかった。

  • 新しい作家さんに出会えることを期待して手に取りましたが、他の作品を読みたいと思う人には出会えませんでした。残念。

    色んな作家さんが書いてるわりに、みんな似たり寄ったりで新鮮さもなく…。
    都会の女性で不倫ばかり(笑)

    結婚と仕事。
    どちらも大切なことだけれど、それだけがすべてでは無いと思いたいです。

    しかし世間の29歳に対するイメージってこんな感じなんですか。
    私が29歳までもう少し時間があるせいか、この本の29歳像にピンと来なかったのが楽しめなかった理由の一つでしょうか。

    もう少し明るく前向きな話があっても良かったかなと思います。

  • ただいま29歳。あと15日くらいで30歳になります。

    29歳をどのようなライフステージの中で、迎えるのだろう。
    29歳のクリスマス的な、崖っぷちな年齢が29歳?

    私の母親は、既にこのとき私を産んでいたが、今では20代で結婚も出産もせず、働いている女性が多い。

    アラサー女子の生活、働き方を描いた小説のアンソロジーなのですが、全てが、30代間近、焦る女子みたいな描かれ方。日経ウーマン、ananのターゲットとなるステレオタイプの女子ばかり。

  • 誰にも共感できない。
    雑誌読んでるみたいだった。
    日経ウ-マンとか
    っておもったら日経ウーマンで連載されてたやつだった

    イメージで書きすぎ

  • 29歳のうちに読んでみようかなと手に取った一冊。どの短編も独身の29歳が主役だった。仕事の話も絡みつつ、もちろん恋愛も、なのだがやたら不倫ものが多い印象。
    既婚者の立場で見てしまうのもあり、微妙だった。
    宮木あや子さんの本はもうちょっと読んでみたい。

  • 世間の29歳とはこんなものなのか。不倫、焦り。日本の女はこんなもんじゃないでしょ、と将来の自分に言い聞かせたくなった。8人も作家が集まったのなら、1人くらい自信と希望を持った女がいても良いと思う。

  • 2010/3/22

    近いからうなずけるところがたくさんあった。
    初読みとなる作家さんの作品が意外に面白いという。

    クーデター、やってみないか?とかね。

  • 図書館で借りて、期日内に読み終えれず。

    なんとなく、気分に合わなかった。
    もうすぐ29歳になるので、読んでみようと思ったのだが、あんまり共感できる話がなく。

    しかし、最近小説読めない体質になってるからかもしれない。

  • 妙齢の女たちの話。

    うーん、いろんな作家が書いた割には
    「おっとりとした、重機系会社の事務・秘書」
    みたいなのが多かった気が・・・
    そして「不倫」ねぇ・・・

    ありきたりなテーマは置いておいても
    うーん。どうかなー
    あまったるい、感じ。

    ちょっと今は気分と違った。

著者プロフィール

1978年生まれ。「人のセックスを笑うな」で2004年にデビュー。著書に『カツラ美容室別室』(河出書房新社)、『論理と感性は相反しない』(講談社)、『長い終わりが始まる』(講談社)、『この世は二人組ではできあがらない』(新潮社)、『昼田とハッコウ』(講談社)などがある。

「2019年 『ベランダ園芸で考えたこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山崎ナオコーラの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
津村 記久子
有川 浩
島本 理生
島本 理生
瀬尾 まいこ
三浦 しをん
江國 香織
角田光代
村上 春樹
吉田 修一
伊坂 幸太郎
劇団ひとり
島本 理生
山崎 ナオコーラ
川上 未映子
瀬尾 まいこ
村上 春樹
山崎 ナオコーラ
川上 弘美
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×