そういうものだろ、仕事っていうのは
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2011年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532171049
感想・レビュー・書評
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ホームにて、蕎麦。が1番良かった。
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日経電子版に掲載された短編集。タイトルから重苦しいお話かと思ってたのだけど、うん、仕事って辛いことも多いけど頑張らなくちゃね、なんて素直に思える内容が多く、嬉しいかった。父親が定年後に駅の立ち食い蕎麦屋の店員になった「ホームにて、蕎麦」は、さすが重松清で手堅く、父親だけでなくその息子夫婦も孫もそれぞれの思いで読ませられ、感動までしてしまうところが逆にフン、なんて思ってしまったけど。^_^;一番好きだったのは、津村記久子の「職場の作法」。ある職場の何人かの角度から小さなエピソードを通して、働くこと、また、その人を描いている連作が、ちょっと皮肉で可笑しかったり、身につまされたり。今でも彼女は、土木関連の会社に勤めながら執筆を続けている、ということなので、この路線はかなりリアルの感覚なのかも。(でも、同じ職場の人たちが読んだら妙な気分だろうなぁ。)
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2011.2.23 短編小説「きみがつらいのは、まだあきらめていないから」を寄稿
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配置場所:摂枚普通図書
請求記号:913.68||S
資料ID:95110183 -
2014/10/3 読了
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1/130902
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2011 10/28
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■重松清さんの全作品を感想文にしてブログで挑戦中です。
重松清ファン必見!
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