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- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532176082
感想・レビュー・書評
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「バブルでGO」でも注目された、バブル崩壊最大の原因「総量規制」を実際に手がけた人物の肉声が聞ける本です。
日銀マンが優秀でないわけありません。でも、読んでいると、一人のサラリーマンが、世の中の流れに翻弄されながら注目されたり、されなかったりしながら生きた記録であることがわかります。
ある意味、優秀なサラリーマンと、凡庸なサラリーマン人生を送る自分とに共通する部分を意識させてくれます。
それは、自分の仕事だけで大きな世界の流れを変えることはできない、という現実であり、同時に自分の手がけた仕事によって、歴史が変わるようなこともある怖さでもあります。
金融用語が当たり前のように出てくるので、すこしは基礎知識が必要です。でも、サラリーマンって辛いな、と思ったときにオススメできます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日銀マンによるバブル期およびバブル処理を中心とした回顧録。
但し、著者が意思決定の中心であったりしたものは少なく、時代の記録の色彩が濃い。
タイトルは最近増えているバブル期をテーマにしているように見えるが、かなり異なる。