- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532191566
感想・レビュー・書評
-
「味覚人飛行物体」なる異名を持つ作者の小泉先生の食べ物、食べ方、お酒等食文化に対する様々な知恵の宝庫本。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
くさや食べたい。
かつお節のカビ。 -
「食に知恵あり」5
著者 小泉武夫
出版 日経ビジネス人文庫
p49より引用
“ひょっとしたら江戸時代に紙まで食べて除いた「悪病」とは、
こうした生活習慣病だったのかもしれない。”
発酵学者である著者による、
日本経済新聞に連載されたコラムをまとめ、
書き下ろしを加えた一冊。
1996年に刊行された物の文庫版。
ありとあらゆる食べ物について、
事細かに面白いエピソードが書かれています。
同じ著者の「怪食紀行」シリーズよりは、
文体は固めのように思われます。
上記の引用は、
江戸時代に和紙を味噌汁の具にして食べていた話の、
締めの一文。
紙まで食べる位しないと生活習慣病を予防出来ないのなら、
現代の食生活で生活習慣病が多くなるのは、
当たり前なのかもしれません。
食べ物の事なのでどなたにでも。
ーーーーー -
2008/9/8 ジュンク堂三宮センター街店にて購入
2008/10/29 医院の待合室で読み始める。2008/11/24読了。
テレビ等でお馴染みの東京農大教授、小泉武夫氏のエッセイ。今年から日経新聞を購読しているが、夕刊に連載中のエッセイがとても気になって買った本。過去の連載が文庫本化されている。現在の連載はある食材をどう料理するか、ということを中心に書かれているが、本書ではそういう部分もあるが、大半は発酵食品、酒に関する薀蓄。まあ、それはそれで面白いのだが。しかし、この食に対するパワーは凄い。続編も楽しみである。 -
9月22日読了。日経新聞夕刊の小泉武夫氏の人気連載(だ、と思う)のこれが文庫化第1弾。日本人の古来よりの知恵について多く文章が割かれており、日本人であることが誇らしくも思えてくる。しかし、真に美味なるモノはやはり魚だな!!秋の季節、もっと魚を食べたいもんだ!自分でも調理して。