- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532192013
感想・レビュー・書評
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全書「外資の常識」並の破壊力を期待していたのだけど、そこまではなかったかなー。というか重複するエピソードも多かったのでそこは残念。ご本人にも前著ほどのパワーが感じられなくなっているのは、やはりソロスから解雇されたからかしらん?(著者風)経済に対する考え方はちょっと独自な感じはあるけど、この人が言っていることのほうが正しそうだなと思う部分もあり。当たっていないことも多いけど、長期的なリターンを生み出しているということではやはりそれなりの人なんでしょうね。
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伝説のトレーダーである著者がFAX通信「プロパガンダ」やあちこちで書いたエッセーをまとめたものです。ユーモアに満ち溢れた著者の人となりに触れるとともに、マーケットの第一線でマクロ経済に基づいたシナリオを真剣に構想する姿は、野口旭氏や原田泰氏の経済学に対するスタンスと相通じるものを感じましたし、マーケットで勝負する人間は単なるギャンブラーではなく確固とした経済観を持つ必要性を再認識しました。笑いの中にもタメになる話が満載で、著者のおっちょこちょい加減に癒されてしまうこと間違いないと思います。それにしても、どうして文庫版では表紙を変えたのかなあ?
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投資の勉強になる話は出てこないけど、人との付き合い方や、豪快な決断、地球横断規模の仕事のやり方など、読み物として面白い。
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ジョージソロスのアドバイザーにもなった名トレーターの日記調の読み物。特に何も得るものはなかった。
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話題の藤巻兄弟のお兄さん、伝説のディーラーと呼ばれる藤巻健史さんが現役時代に書いていた手書きレポート『プロパガンダ』の(特に面白い方の付録の)内容とか、当時の豪快(な人たちの)エピソードを盛り込んだ一冊。
金融関係の難しい内容が出てくるところはほぼ飛ばしちゃったけど、ディーラーと呼ばれる人たちがどんな生活をしてるのか、とかお金持ちってほんとにお金持ちなのね、と感心したりとか。楽しく読める本でした。それにしても、「部下のシライ」さんに一度会ってみたい・・・。