考える力をつける数学の本

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532193768

感想・レビュー・書評

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  • 数学は考える力をつける学問だ。と言う主張の本。数学で学んできた公式で解くのではなく、独自の発想でどれだけ簡単に解くか。トイレットペーパーの長さを面積から解く、など具体例を豊富に解説する。一度読むにはかなり面白い。二度は読まなくて良いかな、ということで星4つ!

  • 数学は、問題を見出し、本質的に必要な部分を抽象化し、扱いが可能な条件として書き上げ、その条件を解析して使いやすい形(公理や定理)にし、それを実際の問題に応用・適用するもの、だそうだ。

  • ★読む目的
    数字感覚を養う!

    ★読書レベル
    シントピカル読書

    ★メインブランチ
    『紙と鉛筆』 『抽象化』 『感覚』  

    ★INPUT
      ・数学は『何が問題で何が必要か』物事の本質をつかみ、筋道を立てて対応する力を
       訓練する学問
      ・数学は単純を好む。単純美(単純であるがゆえに美しい)
      ・対称美:相対性、繰り返しの美、構造的美
      ・優れた感覚:?問題点を的確に見出す?適切に抽象化できる?数学的な処理が簡潔
       で美しいこと?数学の応用力があること
      ・伸びるには:?散漫は×。観察力あるほど発明発見生み出す?丸暗記は×。観察した
       結果を色々と比較し、違えば『なぜ?』『共通点は?』?独断陥ると×?他の教科おろ
       そかにしない。数学の力をつけるには、観察力と思考力(国・理が大変よい演習になる)

    ★ウガンダの感想
    Q 紙の厚さが0.02cmのトイレットペーパーが、直径10cmの芯に直径20cmの大きさで
    巻かれています。このトイレットペーパー全体の長さを求めてください。

    A 約118mです!!わかったかな??

    ★一言で言うなら
     『数学をもっと身近に感じる!』

    ★OUTPUT
      ・観察力をつけるために、理科系の本を読む
      ・思考力をつけるために、平均1日1冊本を読む
      ・対称美を意識して、売り場を作る
      ・物事を観察する癖をつける
      ・結果を比較する癖をつける

    ★BookCrossingしたい度
     『★★★☆☆』

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著者プロフィール

算数が2だったけれど東大大学院を出た数学者!東京大学理学部数学科卒業、同大学院
修士課程修了。
著書に『考える力をつける数学の本』(日本経済新聞社)、『分数ができない大学生』(共著・東洋経済新報社)、『マンガ・微分・積分入門』(講談社ブルーバックス)など。

「2012年 『もっと通勤数学1日1題 和算も』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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