中野孝次中国古典の読み方

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532193843

感想・レビュー・書評

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  • 中国の古典は面白い。論語は特によい。この著者もそのように考えているようだ。特に「これを知る者は、これを好むものにしかず、これを好むものはこれを楽しむものにしかず」という名言が出ていて、合い通じるものを感じた。中国古典を読むのはちょっとしんどいと思っている方にお勧めします。

  • 史記や論語、漢詩などいくつかの有名な中国古典が取り上げてあった。
    原文に書き下ろしや訳文、それにまつわるエピソードなどもしっかり書いてあって内容が頭に入りやすく、読みやすかった。いい本だった。

  • テレビの漢詩紹介番組きっかけでちょっと興味のあった中国古典。有名な書のいいトコ取り+現代文の訳つき+原文もほしい+読み下し文もあると嬉しい。という要望に適ってたので手に取りました。

    まえがきにもありますが、著者の主張として老年になってこそわかる古典の良さがある点や懐古主義な一面には多少反発したくなる感もありましたが古典紹介としては興味をひかれるものもあり、各古典の訳本も知ることでできるのでよかったです。

  • ■未読

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著者プロフィール

1925-2004。千葉県生まれ。東京大学文学部卒、國學院大學教授。作家、評論家。『実朝考』『ブリューゲルへの旅』『麦塾るる日に』『ハラスのいた日々』『清貧の思想』『暗殺者』『いまを生きる知恵』など著作多数。


「2020年 『ローマの哲人 セネカの言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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