投資をするならこれを読め 改訂増補版

著者 : 太田忠

• 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2007年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[jasmingさんの感想 · 2011年11月10日]

周りが投資ブームだった影響で買ってみた本。
パラパラと読んでみて、それなりに面白かったと思う。
その理由は、以下の３点。
１．他書の良いところをダイジェストに紹介。
２．金銭感覚と人生観が密接に絡まってい事に気づかせてくれる構成。
３．結局は、簡単には儲からないという諦念感を抱かせるところ。
読んでて、斬新な切り口だなぁっと感心しきりだったが、本書で紹介されていたいくつかの本は、改めて読みたいと思う。

[telさんの感想 · 2007年9月7日]

投資本を中心に初心者から上級者向けまで書評を並べた。著者の言葉と本の総括が混在し、どこまでが著者の意見かわからず混乱することも。相反する意見でも、良書と判断すれば紹介するスタンスのため。紹介本を未読なため、著者の分析ポイントは不明。唯一、マンガで"ナニワ金融道"を紹介。それを見る限り、本質でなく枝葉の道具仕立てに引っかかってるようだが。ともあれ、何冊か読んでみたい本あり。この手の本は乱立しており、どれを手に取るか迷う。良質のガイド本だといいな。

著者プロフィール

太田投資評価研究所代表取締役社長
88年関西大学文学部仏文学科卒。第一証券入社。国際業務部で小型株の調査を担当。94年ＤＢモルガン・グレンフェル・アセット・マネジメント（現ドイチェ・アセット・マネジメント）に入社、小型株のトップアナリスト、ファンドマネージャーとして活躍。97年、ＪＰモルガンアセットマネジメントを経て、現在、個人投資家や機関投資家向け投資顧問会社を経営。

「2020年 『株が上がっても下がってもしっかり稼ぐ投資のルール　新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」