売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532195007

感想・レビュー・書評

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  • キャッチコピーの条件は
    とにかく売れる
    誰でも簡単に作れる
    大量生産できる
    ことが必要だ。

    モノやサービスを売る際にいかに効果的なキャッチコピーを作ることができるかが求められる。これは一部のクリエーターやコピーライターだけの仕事ではなく誰もに求められる力だ。

    そんな売れるキャッチコピーに含むべき事項は以下の3点
    引き  (お客に気づいてもらう)
    特徴  (商品の優位性を伝える)
    説明  (商品に興味をもってもらう)

    この3つの事項をブロックにして明確にすればキャッチコピーは成立する。

    本書で以上の観点から冴えないキャッチコピーをキレのあるキャッチコピーに変える例を多数挙げている。
    強烈な印象を残すにあたり「強い言葉」への置き換えなど実践的です。

    本書を読んで感じたのはお世話になっている武田塾のキャッチコピーとして
    「日本初!授業をしない塾」というものがあるが、まさに本書を実践しているといえる。

    日本初!(引き) 授業をしない(特徴) 塾(説明)
    とブロック化が明確になっている。
    さらにひとつひとつの言葉が短くインパクトがある。

    これを創ったWさんはおそらく本書の存在は知らないと考えられるが天性のセンスがあるのだろうなぁと思う。
    (自分のような凡人はせっせとインプットです。)
    キャッチコピーは電車から看板、テレビと世の中にあふれかえっています。玉石混交のキャッチコピーの中からうまいものを探すのも面白いかもしれない。

  • 「3年で年商1億円を達成! 『ベスト店長』が、惜しげもなく伝授するキャッチコピーの作り方!」

    「この一冊で、あなたのネットショップの売り上げアップ、間違いなし!」

    「お客が来ないと悩んでいるネットショップ店長さん、技ありのキャッチコピーで悩み解消!」

    「こんなに教えちゃっていいの?キャッチコピーの奥義てんこもり」

    みたいなキャッチコピーで、どうでしょう?(笑)

    色も画像も派手派手なネットショップで、よく見かける
    ちょっとあくどいキャッチコピー。
    わたしは、あまりくどいと食傷気味になってしまうが、それでも
    この著者が、比較して見せる「弱いキャッチ」と「強いキャッチ」を
    並べてみると、明らかに後者の方にひきつけられる。

    プロが作るTVのCMではなく、町の本屋さん、洋服屋さん、飲食店
    ネットショップの現場で作るキャッチコピーの作り方を教えてくれる。

    素人でも、この本でコツをつかめば、お客の心をつかめる
    キャッチコピーをバンバン作れるようになるらしい。

    とは言え、この著者のようなインパクトのあるコピーは
    一朝一夕には作れないと思われるのだが・・。

    わたしのブログも読者が少なく、さびしいかぎり。
    通りすがりの読者に足を止めてもらえるように
    ちょっとあくどいキャッチコピーを作れるように
    心がけてみよう。

著者プロフィール

竹内謙礼(たけうち けんれい)

有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、出版社、観光施設の企画広報担当を経て、2004年に経営コンサルタントとして独立。楽天市場において2年連続ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか、数多くのネットビジネスの受賞履歴あり。ネットショップ運営を中心にしたコンサルティングに精通しており、個人事業主のネットショップ運営から大企業のネット通販事業まで、幅広くノウハウを提供している。現在、低価格の会員制コンサルティング「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、150社近い企業に指導。
経済誌や専門誌への連載や寄稿のほか、日経MJにおいて、毎週月曜日「竹内謙礼の顧客をキャッチ」を執筆中。
著書は『巣ごもり消費マーケティング』『ホームページの値段が「130万円」と言われたんですが、これって相場でしょうか?』『ネットで儲ける王様のカラクリ』(技術評論社)、『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『会計天国』(PHP研究所)ほか多数。

「2023年 『SDGsアイデア大全 ~「利益を増やす」と「社会を良くする」を両立させる~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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