ユナイテッドアローズ心に響くサービス
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2009年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532195236
感想・レビュー・書評
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ライトオン、グリーンレーベルも思い出す
ヒゲなども不潔感を与えずオシャレな洗練された雰囲気でとか、
販売、接客、サービス業は特に大変だと思う。深い
今と通じる所があり、とても参考にもなった。
ここまでブランドとして確立するには商品や歴史だけでなく、人財にも現われるし、その身近なものが販売員、スタイルが顧客に密に関わる。 -
2015/7/1読了。
アパレルに片足を突っ込んでいたものとして、気になった一冊。
私がいたところは顧客の感性全無視で、提案型の接客で売っていくところだったので、他の家の戦略が見れて面白いなぁと。
著者に興味を持ったので、資生堂ブランドも読んでみたい。
いいな、伊藤忠ファッションシステム。 -
[購入] ユナイテッドアローズのサービスや理念の設定にまつわるエピソードやプロセスを集めた本書。
ファッションビジネスやブランドに関する知識がなかったが、豊富な具体的エピソードから大手の量販店とは異なるスタート経歴を持ち、独自の理念体系とその実践で成長したUAの姿がよくわかる。
「人に求められていること+αのサービスが感動を生む」これを今後の自分の人との関わりや仕事の中にどう活かしていくか考えたい。 -
UAの強みは理念教育だということがよく分かった。やはり、人材育成というのは重要ですね。
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UAによく行くので読んでみた。UAの店舗戦略や接客について事例などをもとに書いてあって理解しやすかったです。前々から思っていたけど、やはりマニュアル通りの接客ではいけない。そもそもUAには接客マニュアルというものがないらしい。求められる以上のニーズに応え、プラスアルファの接客ができるか否かが鍵になってくるのかなと思いました。特に「言わせない接客」というのがとても印象的なフレーズでした。要所要所で印象的な言葉があり少し勉強になりました。今年一冊目、読了。
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★流通各社は、多店化、チェーン化によって成長を遂げた反面、店長を含む販売員の育成は後手にまわった。
→確かに!だからこそ、どこも多店舗、チェーン化の仕組みが整ったいま、差別化すべきというか、見たすべきものは顧客を満足させる接客なのだろう。商品開発、流通でかかわる多数の人間の汗と涙の結晶を、つまらない接客で機会損失してはもったいないよね。
★UAの人財開発課スタッフは7名。ファシリテーター(促進者)とよばれる。全員販売経験者、教育、研修の強みはすべて現場(店舗)から発想できること。 -
販売員の地位が日本はまだまだ低い、というのに激しく同意。
欧米の販売員というのは、例えば銀行マン、商社マンのように地位が高く、それだけに優秀な人も集まるし、誇りを持って働く。その風土がないから日本ではキャリア1年から2年のとりあえず販売員、な販売員ばかりになってしまい、的確なアドバイスのできる販売員も少なくなっている。
そんな販売員の育成に始まり、大人がナチュラルにハイブランドの洋服を買うショップが海外にはたくさんあって、それが最終的にアローズの目指すところなのだという。 -
販売を一生の仕事と考える販売員って凄くカッコイイ。
この本をきっかけに転職しました。
今はUAを超える店を必ず作るのが目標です。
60代で雰囲気ある店員が出てくるのはUAの中からかもしれない。
そしてそんな販売員がいる国って素敵だと思う。そんな風に思いました。