- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532196240
感想・レビュー・書評
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■2017/01/22読了。2回目。
■あらすじ
副題は稲盛和夫の経営塾とある通り、盛和塾における経営問答16件を文庫化したもの。
■コメント
稲盛和夫氏の回答は、どれも全うなもの。だからこそ、その当たり前のことをすることの難しさなんだと思う。リーダーが誰よりも働き、従業員のや物心両面の幸福を願い、周りを叱咤激励しながら、社会貢献に向けて邁進することの大切さを説いている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016/9/28
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20150903
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ぶれない哲学を持つ事を常に目指していきたい
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自分は経営者ではないが、職場でまさに起きているような問題が書かれている。
それに対して、稲盛氏が一貫した哲学でもって答える本。
人を生かすには、誰にも出来ないくらいの努力が必要。
経営とは何か、身にしみる。 -
文書は、基本的に質疑応答形式で構成されており、比較的具体的な内容が多いのでスラスラと読めた。
特に人の上に立つ立場における精神論は、社長や経営者だけではなく、一プロジェクトのリーダーの立場にある人でも参考になる内容が多いと思う。
本末に載せられた10ヶ条は定期的に目を通したいです。 -
【読書その40】京セラの創始者であり、JALの再建に多大な貢献を行った稲盛和夫氏が「人を生かす」をテーマに自ら主催する「盛和塾」に所属する経営者に対して行った経営問答。稲盛氏のプロフェッショナルな姿勢にただ自分自身の修業不足を痛感。仕事ぶり云々だけではなく、自分としての人格を高めることにつも努めていきたい。
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12.12.22
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題名からは分かりにくいが、内容は盛和塾での「経営問答集」となっており、前の著書「実践経営問答」の続きシリーズ。実際に困ってる・悩んでいる経営者の質疑応答になっているので、なるほど感じることが多々あった。こんなのどう回答するのかな?っといった質問にも稲盛氏の哲学(フィロソフィー)が一貫してぶれずに展開されていて、どっちかというと考え方がフラフラする自分への戒めとなった。
特に参考になったのは
・皆がなっとくできる評価法(人事)はあるか?
・トップの意思をどうやって浸透させるか?
という項目であり、そこでは単に数値(貢献売上高等の成果)だけで判断するのではなく、徹底して部下とつきあっていくという姿勢「自分の部下をどこまでみているか?」が大事とのこと、1月以降は1部門長としてはまた代表としての役割であるが、部門内メンバーだけでなく全員の情報がはいってきて対処できるように検討したい。