セブン-イレブン 終わりなき革新 (日経ビジネス人文庫)

著者 :
  • 日本経済新聞出版社
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本棚登録 : 140
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532196448

作品紹介・あらすじ

愚直なまでの「革新」によってコンビニという業態を築き上げたセブン‐イレブンはどこまで強いのか。創業時のエピソードやFCの指導現場、セブン銀行の独自戦略まで、ベテラン流通記者による渾身の書き下ろし。文庫化に際しPB商品開発の最前線、ATMの進化や省エネ事情などを加筆。

感想・レビュー・書評

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  • セブン-イレブンの全てを書いた本だ。創業者であり現代表取締役会長でもある鈴木敏文氏のこの”会社に対する想い”、セブンが今日の地位を築くまでの”苦労・進化の歴史”・・・この両方をたどることで、セブン-イレブンの哲学と業界ナンバーワンたらしめる強みに迫っている。

    この本の魅力は、一冊で、おおよそセブン-イレブン・・・いやコンビニ業界・・・いや小売業のことが理解できてしまう、という点にあるだろう。なぜなら、小売り業の最先端を突っ走っていると言っても過言ではない業界でナンバーワンをはるセブン-イレブンの強みを知ることは、小売業における一つの理想像を知ることにもつながるからだ。セブン-イレブン関連の本はたくさん出ているが、我々一般人がセブン-イレブンを適度に理解するにはこれ一冊あれば十分な内容だ。

    常にイノベーションを追い求めるセブンの姿勢は、POSシステム導入にはじまり、ふっくらしたおにぎりの開発、商品棚の改善、店舗の24時間化など、挙げれば枚挙に暇がない

    最初に、本屋で見かけて「少しくらいは何か役立つことが載っているかな」と何とはなしに手にとった本だったが、良い意味で大きく期待を裏切ってくれた本だ。

    なお、できれば「個を動かす ~新浪剛史、ローソン作り直しの10年~」と合わせて読むことをオススメしたい。こちらは、新浪剛史氏率いるローソンについての本だが、業界一位のセブン-イレブンとローソン・・・この両社の視点から見ると、面白さが更に際立つこと間違いない。

    (書評全文はこちら→ http://ryosuke-katsumata.blogspot.jp/2012/12/blog-post_29.html

  • 規模の大きさを活かした革新が注目されがちだけど、"愚直"がキーワードなんだなあ。
    単なる標準化にとどまらない変化を追い求めるのは、トヨタみたい。

  • いろいろセブンイレブンの取組や工夫を取り上げた類書も多かったが,これが集大成と呼べるものかも知れない.
    やはり,その存在自体が緻密な「システム」だ.
    それを再認識させられた.
    この本も凄い.そしてセブンイレブンも凄い.

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:335.4//Ta84

  • とにかく、面白い。
    会社の数々の施策がわかる。
    この考え方は、応用がきく。

  • セブンイレブンの歴史がわかったし体質もよくわかるように書いていた。消費者を大切に。妥協はするな。ということが大事なこと。

    kobo

    内容(「BOOK」データベースより)
    愚直なまでの「革新」によってコンビニという業態を築き上げたセブン‐イレブンはどこまで強いのか。創業時のエピソードやFCの指導現場、セブン銀行の独自戦略まで、ベテラン流通記者による渾身の書き下ろし。文庫化に際しPB商品開発の最前線、ATMの進化や省エネ事情などを加筆。

  • 授業用
    セブンイレブンに特化してるのが使いづらい
    ほかのコンビニもやってんじゃないの

  • セブンイレブン絶賛一辺倒、社史と言っていいほどの持ち上げっぷり。
    でも、これだけ成功した企業なのだから、こういう批判無しで成功要因だけを探る本があっても、まぁ当然。
    セブンは小売だから、時々ダークなニュースも流れて来るけど、あれだけ大きく且つフランチャイズのビジネスで不祥事をほとんど聞かないのは凄いとしか言いようが無い。

  • サウスランド買収でTMIがハワイの店舗チェックをしていたことは記載なし。

  • 日経新聞で流通担当をしていた記者の著作。セブンイレブンジャパンの初期から、隆盛誇る現在までの様々な施策を当時の人物からの取材を中心に丁寧に記録している。
    日本にはコンビニが多く存在する現在ではあるが、個人的にもセブンイレブンの商品のクオリティ、種類の豊富さ(欠品の少なさ)は他よりも群を抜いていると思う。それを支えているのは、本部が主導する消費者目線からの商品、流通、会社の仕組みなどあらゆる領域の徹底した研究、革新と、アウトソーシング、フランチャイズ、資本政策など理由を明確にしたビジネスモデルへのこだわりであると思う。
    全くの新興勢力が、大手スーパーの傘下で、かつ様々なベンダーとビジネスをしていく上では、情に流されたり、トップのメンツのための曖昧な妥協策も起りそうなものだが、徹底してお客様のためかどうか、経営効率を維持できるかという視点で判断しておりぶれない。セブン銀行のATMの成功も、海千山千の金融業界を相手に交渉して勝ち取ったが、その中でも決して圧力にまけず、「お客様に近い」自社の強みを武器に戦っていた。
    そしてPOSシステムとバーコード。何をやらなければいけないかと明確にしてそれをあきらめずに他社を巻き込んでいく。そしてそれをWIN-WINとなるように仕組みを作っていく。世の中のできることだけに反応している会社が多い中、セブンイレブンの一番の強さの象徴だと思う。

    現在の自分の会社や職場で、このような日々の顧客目線からの革新が行われているか、もっといえば検討しているか、そう考えるとまだまだまだまだ不足していると感じた。

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