- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532197827
作品紹介・あらすじ
僕たちサラリーマンは、ガンダムではなくジムなのだ。装備が貧弱でいつもやられる-『機動戦士ガンダム』に登場する量産型モビルスーツ・ジムから、「普通の会社員の幸せな働き方」についてメッセージを送った、あの話題作がついに文庫化!書き下ろしコラム、文部科学大臣・馳浩氏、社会学者・田中俊之氏との対談を追加収録。
感想・レビュー・書評
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単純に表紙が可愛い(笑)
ガンダムの世界を現代社会に見立てるのはすごく分かる
ジムやボールは戦闘に必要なんだけど
自分の職場の下の人間ははジム以下です
40~50でバイトのノリで言われたの事をダラダラやって、間にサボり、定時まで待ち
休みはずっとゲーム…それが数人いる
態度は【自分はガンダムだと思ってるジム】
もっと自覚し大人として働いてほしい…ジムだけでなくジムスナイパー、ジムカスタム、ジムキャノンくらいなろうよぉ…あわよくばガンキャノン、ガンタンクになろうよ…と思ふ
自分の場合はプロレス団体、興行を
会社という組織を俯瞰で見れるエンターテイメントとして見ている
●トップ戦線でシングル戦のベルト争奪に絡むトップ
●ピークをすぎ、無駄な力を抜いて前半の試合に出るベテラン
●シングルは開花しないがタッグ屋(2vs2)の異名を持つ選手
●焦って何年も悪あがきしてるが、空回りする選手
●悪役に徹する選手
●がむしゃらな若手
●解説する元選手
●他団体が興行ピンチで話題づくりに参戦しに行く選手
などプロレスで考えて
自分はどの位置か、どの位置の役割を目指すかなど凄い考えれて楽しい。
※だから結局 話が変わるけど俺が何を言いたいかって言うと…
【そもそも 一人ぼっちの「ぼっち」って何?】って事!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
俺にとったら、この人はプロ研のうじきよわし。大学同窓でfacebookの「知り合いかも」で出てくるので、本屋で並んでいるのを見て、手にした本。就活のコメンテーターしているのは知っていたけど、いつの間にか、大学の先生になっているんですね。
普通の人の働き方を、ガンダムのジムに例えて、いかに生き延びるかを語る内容。すべてたとえをガンダムに当てはめて語っているところが、ガンダム世代のツボにはまる。
文庫化に際して、馳浩と対談しているところで、やっぱりプロ研のうじきよわしだとニヤッとしてくる。 -
常見さんのせいではないのですが、若干期待外れでした。
文庫版序文でご本人も、そういう指摘があるかもしれないと述べておられますが、個人的には、大学の専任教員になった時点で十分「勝ち組」のように思えます。
(ジムではあるかもしれないけれど)
あと、常見さんがいらした会社がリクルート社だったということで、どうしても「会社員=大企業の会社員」という印象が拭えませんでした。中小企業でしか働いたことのない私には、あまりピンと来ない話でした。
「ジム」とはいえ、(もちろんそれは素晴らしいことなのですが)仕事に対して情熱を持っている人に向けて書かれているようでした。私自身はいわゆるロスジェネで常見さんと同世代ですが、就職活動に疲れたこともあって、仕事にそれほど情熱を持っておらず、そういう人間からすると「ジムでもかんばらないといけないのか」とやや絶望を感じてしまうのでありました。
とはいえ。「置かれた場所で咲きなさい」という考え方は、ブラック企業にいる人にはお勧めしませんが(『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』参照)、今いる職場が辛くないなら、今の会社でできることを考えるのは、悪くないかもしれません。
常見さんが、ロスジェネ世代をどう考えているのかも含めて、現在の見解を聞きたいものです。うまくすると、この「僕ジム」を超える作品になるかもしれません。 -
世の中はジムが支えているのだ
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面白かったー。
論文なんですけどガンダムの件とかが入って分かりやすくなってて、で論文やけどすごく一般市民目線ですぐ読み終われました。 -
別に年収高い凄い人にならなくても、量産型ジムでも「願わくば」得意なことで勝負できるようになれば良い。世の中の多くはこうした「ジム」に支えられているんだから。
役員クラスの凄い人でなくとも、周りにいる「デキル人、成果を上げている人」から学べばよい。
ただ、徹底的に自己分析することは大切だと思った。
それを定期的に見直すことも重要。
どんなことで自分は評価を得て、収入を得てきたのか。
苦手の事も嫌々やったが、それが武器となり収入の種になっていた事にも気づく。
情報の仕入についても面白いなと思った。
「日経」+「東スポ」全国紙では書けない庶民的な視点で書かれているのが良いのだという。
東スポでなくても、朝日、読売、また地元紙でも良いのだけれどね。
とにかく「すごい人」にならないといけない呪縛からは解き放たれ、持てる力をできる所から強めていけば良い。
これで生き延びることはできる。 -
「すごい人」ではなくても働いていて良いのだ、という本。
スキルアップしなければ、自分の本当にしたいことをしなければ、生き残れない。そういった煽りに流されずに働けば良い。綺麗事を真に受けない生き方の提示。
ただ、著者の古巣のリクルートはそういった漠然とした危機意識や綺麗事をビジネスにしてきた会社だ。矛盾を感じる。 -
いい事書いてるけど、ちょっとクドイ
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まず最初に僕は「ムラサメ」派です(笑)
ちなみにムラサメはガンダムSEEDdestinyに出てくる汎用可変モビルスーツです。
さて本編でいうと学校がジム製造工場ときます。
たしかにそういう側面は強いと思います。
でもジムってガンダムベースで量産体制を組んだものなんですよね。
学校も社会でエースとして求められる
忍耐力や記憶力や分析力
を試すために入試があって
入試を突破するために学校が普遍的な知識を教えるんですよね。
必ずしもジムの延長にガンダムがあるとは思わないですがジム乗りでもエースパイロットには近づけると思います。
それが本書でいうジムカスタムやジムスナイパーになるということなんでしょうね。
そのための自己分析。
やりたくない仕事からも学ぶ。
いわゆるPDCAを回す。
個人的にはエースパイロットにはなれないですがどんな機体でも求められる成果は出せるように腕は磨いていくつもりです。
それが「(会社からの)評価」ではなく「(みんなの)評判」を上げて行くということに繋がると思うので。 -
感銘を受けたというか、この通りだと思う。己を知って、ポジショニングすることがすべてかもしれない。