サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2016年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532198022
感想・レビュー・書評
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サイゼリヤ、すげえ。
そして、商売人の性のほうが心に響く。
小麦やめてからと、分煙だったので、一度行ったきり、行ってないけど、肉もあるから行きたくなった。そのうち、禁煙になるようで。
さらっと読める分量ながら、気づきの多い本でした。
監査という業務の教育システムをつくれるか、つくらねば。
・前向きに、楽しく、正しく。他責では改善はない。
・安易なひらめき、短期的なアイデアと生産性(阻害するから、どっしりじっくりってこと)
・仕事と教育(できないのは、手順も明確でなく、教える仕組みもないこと。人を原因にする前にやることがないか)
などなど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ。私はグルメ気取りでファミリーレストランを馬鹿にしたり上から目線で見下したりする人が大嫌い。特にサイゼリヤはあんなに安い値段で万人が喜ぶ味の料理を用意してくれるなんて、本当にありがたい存在で心から尊敬します。タイトルの言葉に大賛成です。
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(エッセンス)
・お客様本位
・金儲けでなく、社会貢献ありきが商売の在るべき姿。明確なビジョンの提示、サービスを提供する側も受け取る側も幸せになれる組織作りを。
・失敗も成功もない、そこにはいつも実験結果があるのみ。一喜一憂せず飽くなき成長への試行錯誤を繰り返すべし。商売は科学的な実験と検証により大きくなる。
・うまくいかないときに外的要因のせいにしない。無駄なコストの削減が大切。
・数値化、標準化、分業。それらの仕組みづくり。
・なぜ自分はそれを問題と考えるか?を考える癖づけを! -
サイゼリヤ創業者の経営哲学。チェーン店の経営者のことばは、誰が読んでもわかりやすくシンプルで一貫している。何十年も試行錯誤して自分の手で切り開いてきたもの。
お店をやっている人、会社を経営している人、大いに学ぶところがあるのでは。 -
サイゼリアのミッション(存在理由)は「美味しいイタリアンで世の中を幸せにする」。シンプルだが、お客第一で経営をしてきた正垣氏の思いが伝わる一冊。教育分野に置き換えてもほとんど変えることがないくらい、書かれていることが当てはまる。教育者もぜひ読むべき一冊。
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心に残った事
・そのときその状況でお客さんに求められている店が「いい店」
・利益は良い食材を使うなど、原価に投入し、お客様に還元 -
マーケティング関係で知識を増やしたくて手に取った。サイゼリヤの社長の著書で、小売業のチェーンストア理論を体現したような一冊。
どんな業界でも通ずる哲学や理論が詰まっている。
「失敗と成功は同じ」という一言が説得力を感じた。 -
正垣のユーモア好き〜
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ココ壱番屋の宗次元社長に触発されて、読破した本。宗次さんの内容は立ち上げ時点に多くの内容を費やしていることと比較して、正垣さんの本は、大きくなり始めてからの部分に時間を割いていると感じた。共通しているのは、やはり、成功哲学として、どれだけそのこと(経営)に時間をかけ続けているのかというところだと思う。宗次さんは自分を貫くかたちであるが、正垣さんはいろいろな人たちとつながっている印象がある。大きな違いは経営の考え方だと思う。宗次さんはCoCo壱番屋の経営者。正垣さんは経営者を教えられる経営者だと感じた。ただ、これは、出版社の違いもあるのかもしれない。